戦後ふりかえってみると、非国民といっていた人たちが、とんでもない人たちだったのではないか？
非国民といっていた人たちは、どんな人たちだったのだろう？
非国民という人たちは、パワー・ゲームをしていたのだろう。恐喝まがいなことをしていたのだろう。
いや、恐喝といっていいだろう……。
こんなことをいう人たちは、意外に日本の伝統や文化も知らない人たちが多いようだ。
「反日派」をあおる藤岡は、元共産党員。どうして、左から右へのイデオロギーの変化ができたのだろう……。
－－戦中は、非国民といって、平和主義者を恐喝し、暴力をふるい、非人道的な行為をした。
非国民という輩は、人道主義者を不幸せにした。それよりも多くの国民さえも、不幸にした。そして、アジアの国の人たちなども、不幸にした。
不幸をばらまく人たちであった……。彼らはいい気になってはいたが……。
日本の文化には『道』というものがある。華道、茶道、柔道、相撲道……。人の道を説く……。
それは、単なるパワー・ゲームではない。
日本人のほこりは、その『道』をすてることにあらず。
人道という道を棄てた人たちに、美徳などがあるのだろうか？
反日などといって、単なるパワー・ゲームをしている人たち……。
そんな人たちの扇動にのらないで欲しい。
もし、それに力を貸したら、あなたも他者を不幸にする一人ではないか？
思い上りとか、傲慢とか、欺瞞とか、そんなことで心がいっぱいの人になる……。
仲間は増えたように思えても、欺瞞という醜い心で結ばれているだけのことではないだろうか？ 人殺しの仲間、人を不幸にする仲間、文化を窒息させる仲間……。
そんなものの仲間にならないで欲しい……。
－－ともかく、戦争で戦争を止めることはできない。
火の中に油をそそぐのは、彼らだ！
米食い虫、非国民とののしられながら－戦争を生き抜いた肢体障害者たちの証言－
はだしのゲン1、2【一部のみ】
1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝
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