磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

【マンガ】はだしのゲン1、2

2008年11月27日 | 読書日記など
『中沢啓治平和マンガ作品集-ほるぷ版-1 はだしのゲン1 改訂版』
   中沢啓治・著/ほるぷ出版1995年

非国民ということを描きたかったという中沢啓治さん。

今も、反日などといって、目先の欲望に眼がくらんだ人たちが、相手の人権など無視して、感情を爆発させたような文章を書いている。

それは、欲求不満の人が多い時代にあって、受けるかもしれないが、そんな人たちによって生れるものは、どんなものだろうか?

それを理解するためにも、この作品を読んでもらいたい。

このような反日などという人たちも、クラウゼヴィッツ人のように思えてならない。

ゼロサムゲームをしている人たちで、何でも他者の責任にもっていく人だろうとも思う……。


↑ クリックで拡大

index



『中沢啓治平和マンガ作品集-ほるぷ版-2 はだしのゲン2 改訂版』
   中沢啓治・著/ほるぷ出版1995年

被爆後の混乱を見事に表現していると思う。

この著者は感情を押し殺してかいているだろうと思う……。

日本舞踊の名取りになりたいという少女のことが印象に残る……。

日本舞踊は見た目じゃなく、魂。

華やかさだけではない……。

けれど、若い女性に、それをわかれといっても無理だろう……。

朝鮮人差別なども描いている……。





『はだしのゲン 第1巻 青麦ゲン登場の巻』
   中沢啓治・著/汐文社1975年

--解説がある。
「戦争を知らない世代にぜひ」尾崎秀樹・著。

「少年ジャンプ」に連載されていたころ、ボクは少年であり、読者であった。

学校で『はだしのゲン』を回し読みしたものです。

--もちろん、先生には叱られました。

ゲンは教師がつくったものではない。今じゃ、先生でも推薦する人がいるけどね!

昔も「学校にマンガを持ってきては駄目です」

もちろん、ゲンも駄目だった……。



『はだしのゲン 第2巻 麦はふまれるの巻』
   中沢啓治・著/汐文社1975年

--解説。
「「はだしのゲン」に見せられて」横田喬・著。下「」引用。

「 ことしの初以来、私は「はだしのゲン」のことを、随分あちこちでふれ回った。首尾よく単行本になることが決まったときは、そのいきさつを新聞記事にまとめもした。それやこれ因ねんができたのは、とどのつまり私が「ゲン」にそれほどぞっこんだった証拠ということにもなろうか。-略-(朝日新聞社記者)」

今では、総理になるために、人気とりのためか……。

責任ある立場の人があれでは、本当に困ったものです……。

ゲンも悪ガキといわれてこそ、魅力があるのかもしれないと、昨今では思います。

悪ガキでもあったボクは、その悪ガキこそいい奴なんだと思うけど……。

大人になれば、そればかりじゃダメだろう……。

社会のことも、歴史のことも知らないとダメだろうと思う……。

総理もこのゲンも読んだようだけど、ゲンのような温かいハートを総理に感じることは、今まで一度もない……。

--アインシュタイン博士は理論物理学者であり、原爆製造の現場で力を貸してはいないという人もいる……。







index

INDEX





エンタメ@BlogRanking





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。