磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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318 マルチなセレブ大臣

2008年10月17日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




318 マルチなセレブ大臣


「消費者行政担当相がマルチ商法を援護していたなんて……、まったくあきれるでありんす」

「マルチ商法って、ネズミ講と似たもだってじいさんはいってたと思うよ。そんな犯罪を、支援しているなんて、それで消費者行政担当相とは、まったく、この世は闇……」

「厚生労働大臣は国民年金でいくらもらえるかも知らない、超セレブ! それでよくもまあ、国民の老後のことを考えているふりができるってものでありんすね」

「ボクはまだ学生だけど、あの厚生労働大臣のいうことおかしいと思うことがよくあるよ。福祉のことなんて知らないって感じなんだよ」

「あら、福祉のことは知っているわよ。お母さんの介護をしたらしいでありんす!」

「えっ、それだけで、大臣になったの?」

「議員はそんなこともしないでありゃしゃんせ! 議員の家では、子育てもしないそうでありんす。それでも、子育てをしているするふりだけはするでありんす」

「それに、厚生労働大臣は、ゴミ捨てもしているらしいでありんす」

「もう、それは厚生労働大臣をする資格があるってことですか?」

「お隣さんなんて、一人で子育てもしているから……。もう大臣をこえているかもしれないでありんす!」

「もう、世の中めちゃくちゃ……。ああ、あの厚生労働大臣って、東大の先生だったんだよね。でも、どこが東大の先生だったかわからないよね」

「そりゃ、暗記と云われたことを守る……。長いものには巻かれろで、何の創造性もなく出世してきたんでありゃしゃんせ? 東大っていえば、法律で使ってはいけない水銀の農薬までつかっていたそうでありんす!」

「坊ちゃんたちって、何をやっていることやら……、総理大臣は50億円の豪邸に住んでいるとテレビでいっていたと思うよ」

「50億円! それにしても、たった、六万円ちょっと一カ月の生活をやっていけという大臣! そこから、介護保険まで取られるそうでありんす! もしかしたら、官僚や議員の○○手当てだけで、それだけになるのじゃありんす?」

「そうかもしれないねえ~。でも、手当てというよりも、六万円くらいなら、お車代かもしれないね! 有名人って、そんなの当たり前なんだから……」

「まったくあきれる、セレブって、われわれと同じ人類とは違うようでありんす!」

「外国なら、セレブはセレブの務めをはたすけど、日本じゃ、ゴミ捨てして、介護をちょっこっと手伝って、厚生労働大臣になれるんだらあきれたもんだ。でも、マルチ商法の消費者行政担当相よりずっとマシかもしれない……」

「それに詐欺商法のリホーム業者も、規制を少しもかけない! 老人たちは被害にあって、将来の貯えもなくしているそうだけど、こんな人が大臣をやっていたら、解決するものも解決しないでありんす! 女性が消費者行政担当相をやったところで、こんな人がやっていたら、成功するわけがないでありんす」

オカネスキーは私の世界なら、女尊男卑だから、逆だけど、こんな差別的な人は男でも女でもかわりがないと思った……。








閑話休題

年金改ざんも犯罪ですね。

イメージだけ、

努力をしている……。

犯罪者から、当然、

お金は返してもらうことが

大切ですね。

まさか、国民の血税で

穴埋めしないでしょうね……。

自己責任というより、

法治国家として当然のことを

してもらいたいと思う。

……たぶん、いつものことをされるでしょう……。

官僚や議員たちなどは、

共産主義というよりも、

悪そのものですね。

--そう云われても仕方ないのでは?

こんなことを続けていては……。










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