磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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こころは原子爆弾-その巨大なパワーを有効に使う方法-

2010年05月14日 | 読書日記など
『こころは原子爆弾-その巨大なパワーを有効に使う方法-』
   アルボムッレ・スマナサーラ(著)/国書刊行会2001年

原子爆弾などと書かれてありますが、単なる比喩だそうです。
--この本は外国の仏教の本といっていいかと思います。
原子爆弾に反する本でもないし、それを止めるようなどという仏教精神は書かれてありません……。



たとえですね……。下「」引用。

「世の中は最も危ういものは“こころ”です。“こころ”は原子爆弾のようなものです。その“こころ”を清らかに保ち、暴走して不幸に陥らないように簡単に守る方法があります。」

しかし、原子爆弾に関する知識はほとんどない人のようです。

こわくないそうです……。下「」引用。

「現在、世の中でもっとも怖い兵器といえば核兵器でしょうね。原子爆弾はとてつもなく危険な殺人兵器ですが、原子爆弾そのものはそこにあるからといって、べつに怖いものではありません。だれかがそれを発射なり点火なりして使ったときはじめて、想像を絶するような災難が起こるのです。さらに、その災難は子どもから孫の代にいたるまで、何年も何十年もつづけて人びとを苦しめるのです。」

原子爆弾から放射能が出ているのに、こわくないそうです。

さらに、開発だけで、何十万の人が殺されているというのに、怖くないのでしょうか?

それだけですまず、そこに原爆がある場合、多くは実験もなされているわけです。

その被害者のこともないようです。

「原子力帝国」というシステムがなければ、この武器を持つこともできないということも理解していないようです。

やはり、くどいようですが、書きます。

「公害と原発のあるところに民主主義はない」

その悪魔の双子、核兵器もまた同様ですね……。

……やはり比喩だそうです。下「」引用。

「今回のお話は、「こころは原子爆弾」という比喩を使って進めてきました。原子爆弾と限定せずに、たんに爆弾と言ってもよかったのですが、こころというものがたった一人の誤りで無数の人類を苦しませ、不幸にしたり、さらに何世代にわたってまで迷惑をかけることもあるということで、爆弾よりも原子爆弾としたほうがピッタリだと考えたのです。」

それなら、どうしてサブタイトルがあるのでしょうかね?

宗教家もただの人間だということが理解できる一冊でした……。

永井隆のエッセイを思い出します。理解してない人たちは、すぐに答えがでるものですね……。

ネットをみていると、そういうことがよくありますね。

--ボクも誰から、そう言われているかもしれませんね……。










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