斎藤茂吉没後五十周年記念出版

『斎藤茂吉没後五十周年記念出版
　　茂吉の山河　－ふるさとの風景－』
　　　　塚本邦雄・監修/斎藤茂吉、斎藤茂太、北杜夫、他（執筆）/
　　　　　　石寒太・編/中村太郎（撮影）/求龍堂2003年

写真が豊富です。情緒豊かな写真といってもいいかと思います。
それに解説までついているので、ボクむきでもあります……。



この本を手にとったのは、
永井隆博士のことを調べていて、
斎藤茂吉は長崎医科大学の前身の
長崎医学専門学校の精神病学科教授だったそうです。

しかし、それは永井隆博士が入学する前のことです。
だけど、長崎医科大学には斎藤茂吉の影響をうけて、
歌をつくるアララギ会の支部があったといいます。

永井隆博士の父は歌をつくるのが趣味。
そして、永井隆博士も入学前から歌をつくっていたという。

むかしのお医者さんは唯物史観ではないと思います。
歌がつくれるのですから……。
少なくとも、現代のお医者さんよりはそうでしょう……。

斎藤茂吉の長崎時代の歌と解説もあります。下「」引用。
「大正六年十二月十八日に長崎に到着してから、大正十年三月十六日に長崎を去るまでの足かけ五年、満三年三月の生活を主な内容として、第三歌集『つゆじも』がある。」










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