磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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病める地球を癒すために-核戦争防止国際医師会議からのアピール-

2008年10月14日 | 読書日記など
『病める地球を癒すために-核戦争防止国際医師会議からのアピール- To heal a sick planet』
   バーナード・ラウン(著)/田城明(訳)/中国新聞社1991年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「『核戦争の脅威は人類最大の疫病』
--核兵器廃絶を医師たちは訴える
世界75カ国、25万人の医師を結集した隠せんそう防止国際医師会議(IPPNW)。
ノーベル平和賞受賞に輝く理論と実践の力、会長バーナード・ラウン博士(米国)が被爆地ヒロシマの新聞に連載した熱い思いを集大成。
病める地球への“緊急カルテ”」



「■なぜこのような狂気が許されてきたか--」。下「」引用。

「-略-では、なぜ、このような狂気が続くことが許されてきたのだろうか。なぜ人々が個々の経済的利益を顧みないということが起こったのだろう。いや、それ以上に信じ難いのは、人間の最も基本的な生物的本能、すなわち自身や家族、地域社会を守ろうとする生存本能に対して、なぜ無関心であり続けることが可能なのだろうか……。
 それは少なからずイデオロギーと結びついている。絶え間ない繰り返しにより、念入りに培われた誤った認識、その認識の上に立ったイデオロギーは、行きつくところ、科学的な分析や論理、あるいは常識を全受け付けない宗教的な偏見にまで高まって固着する。」


--原爆が投下された理由。
「対ソ戦略の「切り札」に」

「二万年以上続く危険性」

「「地下」に移り既に1200回」

「不平等は地球の時限爆弾」


「ノーベル平和賞受賞後、IPPNWを代表し記念スピーチをするバーナード・ラウン会長(一九八五年一二月一○日、ノルウェー・オスロ)」

「核戦争後に「医の貢献」はない」

「「サダコに誓う」--IPPNW広島総会開会スピーチ・一九八九年一○月七日--」

--などのタイトルがありました……。

アメリカの医療は悲惨なものです。
--構造的暴力が日本よりもひどい国ですね。

積極的な平和を!









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