『ヒロシマ・ナガサキを考える 第59号 もっと生きていたかった-子どもたちの伝言-』
ヒロシマ・ナガサキを考える会・編著/
石川逸子・著/ヒロシマ・ナガサキを考える会1997年
うすい冊子です。
--手作りだと思います……。
日常さえも平和ではない毎日……。
……そりゃ、核兵器保有論者が総理大臣の時代ですからね……。
■目 次■
1 笛の音 3
2 一枚の絵 5
3 テレジン収容所 9
4 一枚の誕生プレゼント 13
5 一枚の地図 17
6 蝶になって 22
7 一九四五年冬・ベトナム 25
8 一本のくすの木 29
9 一通の学籍簿 34
10 一つの歌 38
11 小さな手 43
12 一枚の写真 46
13 一通の遺書 49
14 再び笛の音 53
「一本のくすの木」下「」引用。
「ここに
一本の老いたくすの木が立っています
一九四五年八月六日
まだ若かったくすの木の下で
一人の男の子が死にました
男の子の名前はわかりません
原爆が落された朝
火の海となった川の向う岸から
お母さんと一緒に逃げてきました
-略-」
被爆樹と少年をうたった詩だと思います。
どんな時にも、人間には生きる環境がある……。
人間は木々といっしょに生きてきた……。
--自分の手でエネルギーをつくることのできない動物である……。
いじめもテーマにありました。下「」引用。
「-略-
「この子は生きたいのに
殺されたのです
クラスでなにが起きていたのか
どんないじめかこの子の魂を死へと追ったのか
どうか知らせてください
この子の供養のため
この子と同じ目にあう子がもう決してないように」
懸命な親の訴えに
学校から 教育委員会から PTAから
返ってきたのは
保身のための事実隠しと 冷たい答えだけだったといいます
-略-」
戦時システムを続けている限り、このことも繰り返されるでしょう。
民主主義を取り入れたら大変だから、教育者もまるで政治家のようなことを言います!
教室の独裁者は、教室の責任をとろうとしません。
きれいなイメージだけを投げつけ、他者の非難をしていれば、正義と思っている。
--そんな戦時システムの人たち……。
きれいごとだけの平和を訴え!
「戦争責任」をとらなかった戦時中の教師たちのように……。
昭和天皇はまだ「戦争責任」をとったほうだと、少数ですがいう人もいます……。
--まだ……、そうかもしれません……。
教育システムこそ、人を愛そうと努めるシステムにかえないと……。
戦争愛国主義と、イデオロギー唯物史観教育の冷戦。
どちらも傲慢、独善!
相手を倒すためには平気でウソをつきつづける……。
「こんな人たちになってはいけませんよの見本のような人たち……」
そうあきれて見ているまともな教師の傍観が続く……。
また、一人とびおりたというニュースが……。
index
もくじ
Index
ヒロシマ・ナガサキを考える会・編著/
石川逸子・著/ヒロシマ・ナガサキを考える会1997年
うすい冊子です。
--手作りだと思います……。
日常さえも平和ではない毎日……。
……そりゃ、核兵器保有論者が総理大臣の時代ですからね……。
■目 次■
1 笛の音 3
2 一枚の絵 5
3 テレジン収容所 9
4 一枚の誕生プレゼント 13
5 一枚の地図 17
6 蝶になって 22
7 一九四五年冬・ベトナム 25
8 一本のくすの木 29
9 一通の学籍簿 34
10 一つの歌 38
11 小さな手 43
12 一枚の写真 46
13 一通の遺書 49
14 再び笛の音 53
「一本のくすの木」下「」引用。
「ここに
一本の老いたくすの木が立っています
一九四五年八月六日
まだ若かったくすの木の下で
一人の男の子が死にました
男の子の名前はわかりません
原爆が落された朝
火の海となった川の向う岸から
お母さんと一緒に逃げてきました
-略-」
被爆樹と少年をうたった詩だと思います。
どんな時にも、人間には生きる環境がある……。
人間は木々といっしょに生きてきた……。
--自分の手でエネルギーをつくることのできない動物である……。
いじめもテーマにありました。下「」引用。
「-略-
「この子は生きたいのに
殺されたのです
クラスでなにが起きていたのか
どんないじめかこの子の魂を死へと追ったのか
どうか知らせてください
この子の供養のため
この子と同じ目にあう子がもう決してないように」
懸命な親の訴えに
学校から 教育委員会から PTAから
返ってきたのは
保身のための事実隠しと 冷たい答えだけだったといいます
-略-」
戦時システムを続けている限り、このことも繰り返されるでしょう。
民主主義を取り入れたら大変だから、教育者もまるで政治家のようなことを言います!
教室の独裁者は、教室の責任をとろうとしません。
きれいなイメージだけを投げつけ、他者の非難をしていれば、正義と思っている。
--そんな戦時システムの人たち……。
きれいごとだけの平和を訴え!
「戦争責任」をとらなかった戦時中の教師たちのように……。
昭和天皇はまだ「戦争責任」をとったほうだと、少数ですがいう人もいます……。
--まだ……、そうかもしれません……。
教育システムこそ、人を愛そうと努めるシステムにかえないと……。
戦争愛国主義と、イデオロギー唯物史観教育の冷戦。
どちらも傲慢、独善!
相手を倒すためには平気でウソをつきつづける……。
「こんな人たちになってはいけませんよの見本のような人たち……」
そうあきれて見ているまともな教師の傍観が続く……。
また、一人とびおりたというニュースが……。
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もくじ
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