磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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科学 2011-8

2011年12月03日 | 読書日記など
『科学 2011-8』
   田中太郎・編/岩波書店2011年

特集名 島に生きる



「ユニーク・ボイスとしての科学者の声」 下「」引用。

「行政の言葉は“たった一つの答”(ユニーク・ボイス)にならざるをえません。つまり、避難すべきかどうか、避難するとしたらいつまでに、どの範囲が、といったことをユニークに決めねばならないからです。行政的決断の背後には「各レベルでの放射能が及ぼす人体への影響に対する科学的理解の現状」が科学的組織から伝えられる必要があります。それとともに「放射能レベルの各地域の詳細測定の現況」を正しく伝えられねばなりませせん。この両者において科学者集団が責任をもたねばなりません。-略-」

誰が、あの世界一といわれる福島県2百万人の人体実験の責任をもてるというのだろうか? そんなことを実行されているのに、どうして責任をもてるというのだろうか? 文責をもつなら、山下たちと戦って当然ですね。

御用学者……冗談の種としてしか語られていない狂った科学者たち。下「」引用。

「今回の事故では、水素爆発が起きても安全だ、このレベルの放射線ならただちに健康には影響しない。などとテレビで解説した学者が、「御用学者」ではないかと疑われ、「御用学者」は、もはや流行語になってしまった。
 この言葉は、研究者の間でも、冗談の種としては語られているものの、深刻な問題として議論されるには至っていないように思う。-略-」

御用学者には何の罪もないと思いたいのでしょうが……。

法的には逃れられたとしても、人の道としては逃れないだろう……。

そして、まともな民主主義の「法の精神」では、なおさら許されないことだろうし、良識ある学者としては尚更認められるものではないだろう……。

御用学者を笑いごとにする者たちもまた「教養ある野蛮人」だろう。

--反対に、小出裕章のように反対し、出世の道を失った学者たちもいる。

高木仁三郎のように、恐喝なども受けた学者たちもいる。

「御用学者」と笑っている人たちは、そこでもう人としての道を棄てたエセ学者であろう。

笑い事などではない!

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