『仕組まれた9.11-アメリカは戦争を欲していた-』
田中宇・著/PHP研究所2002年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「予定どおりのアフガニスタン攻撃
ビンラディン一族とブッシュ一族の疑惑のつながり……
報道された事実を丹念に分析したら[自作自演]の輪郭が浮かび上がってきた! -略-」
「テレビの中のアメリカはまるで中国共産党か北朝鮮」 下「」引用。
「一方、アメリカ国内では、9・11の「悲しみ」を「戦意」に変えるための世論操作が展開していた。その中心的な役割を果たしているのは「テレビ」だった。アメリカのテレビ、特にCNN、ABC、FOXといった大手は、アメリカがやっている「戦争」に関連した番組ばかりが目についた。-略-
愛国的な番組の途中で流れるコマーシャル(CM)も「愛国心」を使って商品を売ろうとしていた。たとえば自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)のCMは、星条旗を振る従業員に送り出されて工場を出発した赤いピックアップトラックがニューヨークの消防署に届けられるというドラマ仕立てになっていて、言いたいことは「愛国心がある人は(トヨタやヒュンデなど外国メーカーではなく)GMの車を買いましょう」ということなのだと感じられた。」
「愛国カード」 下「」引用。
「クレジットカード会社は、手数料の一部が9・11の犠牲者の遺族に贈与されるという「愛国カード」を宣伝していた。」
「敵」を強調する9.11とヒロシマ・ナガサキのグラウンド・ゼロ。下「」引用。
「できるだけ「敵」を強調するためのアメリカのグラウンドゼロと、できるだけ「敵」を忘れることが必要な日本のグラウンドゼロとは、与えられた方向性がまったく逆なのである。」
『ニューヨーク・タイムズ』ブッシュ讃美。下「」引用。
「たとえば、WSWSに二○○一年十月十六日に載った「メディアとブッシュ」という記事は、「かつてブッシュ(大統領)を凡人だと批判していた『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』は、今やブッシュがいかに偉大かということばかりを報じている。この変節ぶりには驚かざるを得ない」などと書いている。」
「報道潰しに加担したニューヨーク・タイムズ」
Index
戦闘機の緊急発進に大統領の判断など必要なし。下「」引用。
「管制塔(連邦航空局)からの要請を受けた米軍やカナダ軍が日常業務として行なうことだ。火事の発生を知らされた消防隊が火事現場に駆けつけるのと似ている。戦闘機の緊急発進は、それほど珍しいことではない。-略-」
「実行犯を特定する捜査はあっけなく収束した」
ブッシュ、テロ支援疑惑。下「」引用。
「『ウォールストリート・ジャーナル』はブッシュ、レーガンらを輩出した米共和党寄りの右派系新聞である。そこで「共和党重鎮たちの会社がビンラディン一族を国防産業への投資で儲けさせている」という批判記事を出したということは、共和党内でもこの問題への批判がかなり出たのだろう。ブッシュ大統領は「テロリストを支援する者は、テロリストと同罪だ」と言っているが、実はブッシュ一族自身がテロ支援者だったのではないか、という疑惑である。」
「FBI改革という名の捜査妨害」
アシュクロフト司法長官のFBI介入。
ミュラー長官は捜査妨害を正当化……。下「」引用。
「限られた人材を無駄遣いしないため、すでに起きた9・11事件の真相を究明することに全力を注ぐことをやめて、次に起きるかもしれないテロを防ぐことに精力を傾けよ」と指令を出した。」
新聞は大翼賛会に……。下「」引用。
「テロ事件後、アメリカの新聞は大政翼賛会になり、「○○はテロ組織とつながっているとされる」など書かれていても、その記事の内容を鵜呑みすることはできなくなっている。また新聞に情報を流すFBIやCIAといった米当局は、「テロ事件の真相を究明する」ことよりも「テロリストとの戦争に勝つこと」を優先しており、少しでも怪しいアラブ人はすべて「アルカイダのメンバー」だと新聞に情報を流すので、これまた信用できない。」
「「自作自演」の炭疽菌事件」
「米軍は(*炭疽菌)製造を全廃したという建て前のみが報道された」
--テロリストが作れる範囲ではない高度な技術を必要とするものであったという。
「議会議員も捜査に及び腰」
「「アメリカ政府公認」のテロ組織が存在!?」シッパーズ(連邦議会の司法委員会・弁護士)。下「」引用。
「シッパーズの発言内容は事実だとしたら、オクラホマと9・11と両方のテロ事件を起こした「アメリカ政府公認」のテロ組織が存在していることになる。そのテロ組織は「イラク系」で、ハマスやビンラディンなど「イスラム過激派」ともつながっている。「イラク系」といっても、サダム・フセインの指示で動いているわけではなく、逆に、サダムの敵であるはずの米当局に「不逮捕特権」を与えられている組織ということになる。」
「ビンラディンはわざと捕まえずにきた」
「ソマリアの和平を壊す米軍の「戦場探し」
「アメリカはソマリアで「やらせ戦争」を意図していた」
「「超現実」を報道させ「敵」と「売国奴」を作り出すアメリカの手法」
--ビンラディンの兄サレム・ビンラディンのことも書かれてあった……。
「代々の家業はアメリカの「敵」とビジネスをして儲けること?」ブッシュ一族。
ケネディ暗殺とマフィアとニクソン。下「」引用。
「ニクソンはマフィアを使って政治をすることで知られ、ケネディ大統領の暗殺犯とされたリー・ハーベイ・オズワルドを射殺したジャック・ルビーというキャバレー経営者は、もともとニクソンのワシントン事務所に出入りしていたことが、その後FBIが公開した資料で分かっている。」
エンロン副会長(クリフォード・バスター)の自殺
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目次
田中宇・著/PHP研究所2002年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「予定どおりのアフガニスタン攻撃
ビンラディン一族とブッシュ一族の疑惑のつながり……
報道された事実を丹念に分析したら[自作自演]の輪郭が浮かび上がってきた! -略-」
「テレビの中のアメリカはまるで中国共産党か北朝鮮」 下「」引用。
「一方、アメリカ国内では、9・11の「悲しみ」を「戦意」に変えるための世論操作が展開していた。その中心的な役割を果たしているのは「テレビ」だった。アメリカのテレビ、特にCNN、ABC、FOXといった大手は、アメリカがやっている「戦争」に関連した番組ばかりが目についた。-略-
愛国的な番組の途中で流れるコマーシャル(CM)も「愛国心」を使って商品を売ろうとしていた。たとえば自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)のCMは、星条旗を振る従業員に送り出されて工場を出発した赤いピックアップトラックがニューヨークの消防署に届けられるというドラマ仕立てになっていて、言いたいことは「愛国心がある人は(トヨタやヒュンデなど外国メーカーではなく)GMの車を買いましょう」ということなのだと感じられた。」
「愛国カード」 下「」引用。
「クレジットカード会社は、手数料の一部が9・11の犠牲者の遺族に贈与されるという「愛国カード」を宣伝していた。」
「敵」を強調する9.11とヒロシマ・ナガサキのグラウンド・ゼロ。下「」引用。
「できるだけ「敵」を強調するためのアメリカのグラウンドゼロと、できるだけ「敵」を忘れることが必要な日本のグラウンドゼロとは、与えられた方向性がまったく逆なのである。」
『ニューヨーク・タイムズ』ブッシュ讃美。下「」引用。
「たとえば、WSWSに二○○一年十月十六日に載った「メディアとブッシュ」という記事は、「かつてブッシュ(大統領)を凡人だと批判していた『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』は、今やブッシュがいかに偉大かということばかりを報じている。この変節ぶりには驚かざるを得ない」などと書いている。」
「報道潰しに加担したニューヨーク・タイムズ」
Index
戦闘機の緊急発進に大統領の判断など必要なし。下「」引用。
「管制塔(連邦航空局)からの要請を受けた米軍やカナダ軍が日常業務として行なうことだ。火事の発生を知らされた消防隊が火事現場に駆けつけるのと似ている。戦闘機の緊急発進は、それほど珍しいことではない。-略-」
「実行犯を特定する捜査はあっけなく収束した」
ブッシュ、テロ支援疑惑。下「」引用。
「『ウォールストリート・ジャーナル』はブッシュ、レーガンらを輩出した米共和党寄りの右派系新聞である。そこで「共和党重鎮たちの会社がビンラディン一族を国防産業への投資で儲けさせている」という批判記事を出したということは、共和党内でもこの問題への批判がかなり出たのだろう。ブッシュ大統領は「テロリストを支援する者は、テロリストと同罪だ」と言っているが、実はブッシュ一族自身がテロ支援者だったのではないか、という疑惑である。」
「FBI改革という名の捜査妨害」
アシュクロフト司法長官のFBI介入。
ミュラー長官は捜査妨害を正当化……。下「」引用。
「限られた人材を無駄遣いしないため、すでに起きた9・11事件の真相を究明することに全力を注ぐことをやめて、次に起きるかもしれないテロを防ぐことに精力を傾けよ」と指令を出した。」
新聞は大翼賛会に……。下「」引用。
「テロ事件後、アメリカの新聞は大政翼賛会になり、「○○はテロ組織とつながっているとされる」など書かれていても、その記事の内容を鵜呑みすることはできなくなっている。また新聞に情報を流すFBIやCIAといった米当局は、「テロ事件の真相を究明する」ことよりも「テロリストとの戦争に勝つこと」を優先しており、少しでも怪しいアラブ人はすべて「アルカイダのメンバー」だと新聞に情報を流すので、これまた信用できない。」
「「自作自演」の炭疽菌事件」
「米軍は(*炭疽菌)製造を全廃したという建て前のみが報道された」
--テロリストが作れる範囲ではない高度な技術を必要とするものであったという。
「議会議員も捜査に及び腰」
「「アメリカ政府公認」のテロ組織が存在!?」シッパーズ(連邦議会の司法委員会・弁護士)。下「」引用。
「シッパーズの発言内容は事実だとしたら、オクラホマと9・11と両方のテロ事件を起こした「アメリカ政府公認」のテロ組織が存在していることになる。そのテロ組織は「イラク系」で、ハマスやビンラディンなど「イスラム過激派」ともつながっている。「イラク系」といっても、サダム・フセインの指示で動いているわけではなく、逆に、サダムの敵であるはずの米当局に「不逮捕特権」を与えられている組織ということになる。」
「ビンラディンはわざと捕まえずにきた」
「ソマリアの和平を壊す米軍の「戦場探し」
「アメリカはソマリアで「やらせ戦争」を意図していた」
「「超現実」を報道させ「敵」と「売国奴」を作り出すアメリカの手法」
--ビンラディンの兄サレム・ビンラディンのことも書かれてあった……。
「代々の家業はアメリカの「敵」とビジネスをして儲けること?」ブッシュ一族。
ケネディ暗殺とマフィアとニクソン。下「」引用。
「ニクソンはマフィアを使って政治をすることで知られ、ケネディ大統領の暗殺犯とされたリー・ハーベイ・オズワルドを射殺したジャック・ルビーというキャバレー経営者は、もともとニクソンのワシントン事務所に出入りしていたことが、その後FBIが公開した資料で分かっている。」
エンロン副会長(クリフォード・バスター)の自殺
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