磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原子の帝国 Empire of the atom

2008年08月03日 | 読書日記など
『原子の帝国 Empire of the atom』
   ヴァン・ヴォークト(著)/吉田誠一(訳)/東京創元社1973年

この本も、外国のこのような古いSF同様、呑気で気楽で、あきれたものです。
--頭の中はシェイクスピアの時代のようです……。
こんなものを読んで、戦争は気楽だと思われたら困ったものですね……。



さいしょのほうで、こう書かれてある。下「」引用。

「銀が戦争1万2千年後の地球に住んでいるのは、原子力も宇宙船も持ちながら、それらの原理も、科学の根本法則さえも知らぬ人種だった。わけても奇妙なのは、リン帝国の皇室に生まれたミュータント、クレインである。本来なら殺される身のこの奇形児が、奇跡的に生きのびたことから、超科学的脅威の連鎖反応がはじまる。はるかなる地球の未来の物語と、第三の目を持つ男が経験する、戦慄すべき新世界という、ミュータント・テーマの二傑作中編を併載する。」

■目 次■
・原子の帝国  7
・見えざる攻防  193
・訳者あとがき  307


ミュータントのテーマも、今ではより現実として描くこともできるのではないか。

--この本から離れますが……。

琵琶湖にエラのあるミミズがあらわれたという。

酸欠で、進化したのではないか? と言われているそうだ。


NHK「ちょっと変だぞ日本の自然III」より



人間も海水のなかに住まないとならなくなるのか?

遺伝子操作で、エラ呼吸もできる人類をつくりだすのか?

無茶苦茶な世界がさらに加速していく感じがする……。









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