磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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時事新書 新兵器読本

2009年07月12日 | 読書日記など
『時事新書 新兵器読本』
   関野英夫・著/時事通信社1959年

古い本です……。
--奇妙な論理も展開してあります……。



■目次・主なものだけ■
はしがき  3
I はじめに  17
 1 兵器とはなにか  18
 2 兵器の能力を左右する  19
 3 兵器と兵力との関係  27
II 核兵器  31
 1 核爆発の原理と原爆の構造の大要  33
 2 核兵器の現状  39
 3 核兵器の加害効果  45
III ミサイル
 1 ミサイルの種別   91
 2 ミサイルの進歩と現状  125
IV その他の兵器 183
 1 電子兵器(装置)  184
 2 防空関連兵器(兵力)  200
 3 対戦兵器(兵力)  213
V 新兵器に関する戦略的諸問題  235
VI むすび  263


自衛隊に正式には兵器はないという……。下「」引用。

「   1 兵器とはなにか
 現在の自衛隊には、正式には兵器という言葉はないでろう。一般には、狭い意味で兵器というのは、軍隊(兵力)が戦闘で敵に対して加害力を行使する場合に使う器具のことをいっている。この場合加害力を有するということが本質的な性格である。しかし、もっとも広い意味では、通信兵器とか、電子兵器とかいうように、直接の加害力をもたないが直接間接に作戦に使用される重要な装置器具を含めて兵器といっている。このほうが現在広くつかわれており、旧陸海軍の兵器という用語の意味も、これに近かった。
 この本では、この広い意味にしたがうことにする。そして前者をとくに区別しなければならない場合には、「加害兵器」という言葉をつかうことにする。」

中国の核兵器が平和の武器であったり……。
--何を考えているやら……。
これで、正当化できたとでも思っているのか?

「3 兵器と兵力との関係」 下「」引用。

「兵器というのは、いままで述べてきたように、鉄砲、魚雷、ミサイル、レーダーなどの戦闘(作戦)用の道具にすぎない。兵力は戦闘力(作戦能力)という一つの総合的な機能を持ち、物と人とから成る戦闘(作戦)の主体をなすものである。-略-」

テレビジョン遠隔照準方式。下「」引用。

「コマンド方式の一種にテレビジョンを利用する方法がある。朝鮮戦争中にアメリカ海軍が元山付近で、第二次世界大戦の戦闘機F6Fに爆薬を積み、テレビジョン・カメラを装備して鉄道のトンネルを攻撃したという報道を記憶している読者があるのであろう。これと同じような方式は、すでに第二次大戦中にラバウルに対してアメリカ軍が攻撃をおこなったことが当時現地から伝えれた。」







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