アヒンサー 未来に続くいのちのために原発はいらない 第１号

『アヒンサー　未来に続くいのちのために原発はいらない　第１号』
　　　ＰＫＯ法「雑則」を広める会・編/
　　　　　ＰＫＯ法「雑則」を広める会2010年、2011年2刷

100円（送料別）。
フクシマのことも書かれてありました。
附：参考資料「アヒンサー　死にいたる虚構」



「はじめに」　下「」引用。
「アヒンサー・未来へ続くいのちのために　原発はいらない」の第1号は、原発について考え、一人で行動を起こした3人の方たちのお話と「資料編」で構成しました。－略－」

「反核の街は福祉の町に変わった」高知県東洋町町長。

右翼や暴力団が民間団体。下「」引用。
「－略－しかも、その廃棄物を推進している民間団体というのが、右翼とか暴力団とかいうものに関係していたということもあって、誰も応じて立ち上がらないと。
　反対運動は盛り上がったのですが。結局、私しかおらんということで、町長選に出るということになって、ま、圧倒的に駆ったけです。」

岩内原発問題研究会　斉藤武一さんの講演が記録されています。

原発があるから郷里から出て行くと子どもたち……。フクシマの事故を見れば、当然、そう思うことでしょうね……。

「環境の変化」を調べるために、毎日海水温を調べ30年以上だという。

「スケソウもアワビも、いなくなった海」

2000人の村に2000本もの街灯。床暖房のオール電化の校舎……。

泊原発の影響で乳癌が増加……。

「ペトカウ効果」＝低い線量のほうが問題……。下「」引用。
「－略－さらに裁判所は、チャールス・ワルドレンらの研究も引用し、このようなペトカウ効果が、きわめて低い線量の放射線の場合には、通常のＸ線装置からの瞬間的照射の場合よりも200倍も効果的に突然変異が生じる、ことも記しています。」

日本の「高度の科学技術」inフクシマ。下「」引用。
「－略－おがくずや新聞紙、紙おむつと同じポリマーを投入しても効果がなく、日本の「高度の科学技術」の哀れな正体をさらしました。同じ日、了解なく大量の汚染水を海に捨てて、国際的にも非難されてもいます。－略－」

子どもを守るためを守るために原発の全廃を！
「子どもの遺伝子に多い突然変異」チェルノブイリ事故……。

松谷訴訟と国のひどい対応……。下「」引用。
「最高裁での松谷訴訟の勝訴は、認定を却下されていた多くの被爆者、特に高齢の被爆者の方々に「生きているうちに原爆症と認定される」という希望を与え、訴訟を支えていた人々には、被爆者行政に変革をもたらすと期待されました。しかし、国は、最高裁敗訴の翌2001年に、初めて公式に認定審査の方針を定め、事も無げにこれまでよりも厳しい認定基準を作成したものです。それは最高裁が否定したDS86としきい値に、原因確率論を導入したものでした。－略－」

「原子炉閉鎖で乳児死亡率激減」　下「」引用。
「－略－八七年に閉鎖したワイオミング州のラクロッセ発電所では、一五・三％の死亡率減少だった。もっとも減少率の大きかったのが、九七年に閉鎖したミシガンビッグロック・ポイント発電所周辺で五四・一％の減少だった。－略－」

よくまとめてあり、内容の濃い冊子です。






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