磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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437 世の中がどうであれ!

2009年02月15日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


九、タイム・ゼイ・ワラ・チェンジング……




437 世の中がどうであれ!


オカネスキーは二日酔いの頭である。

そして、有線テレビのニュースをみる。

「世の中がどうであれ、あちきはあちきでありんす! ここのオカネスキーのように振る舞えるとしても、やはり、そうでありんす」

笑ってから……。

「日本の文化は素晴らしいでござる。スポーツなんて、軽薄の文化があるでござる。まるで、古代ローマ時代のコロシアムでの殺戮のように、やるかやられるか! そんな非人間的なものが多いでござる」

表情もこの世界のオカネスキーのように堂々としている。

「そんな、戦争好きにつながるような非文化的ではない、世界にほこれる柔道や相撲があるでござる。相撲にも道があり、相撲道といわれるでこざる。双葉山のように名力士もいたでござる。今のプロレスのような、おろかな相撲道とは大きく異なるでこざる。そういう意味で、ガッツ・ポーズはいけないというのでござるなら、拙者も認めるでござる」

DVDのオカネスキーの様子を勉強しただけあって、ずいぶん上手だ。

どちらも、オカネスキーなのだから、それも当然かもしれない。

「しかし! 横審は何でござるか! ふしだらなことばかり言って……。そして、テレビの芸能ニュースは、相撲取りは麻薬で解雇で、二度と土俵にもどれないのに、芸能人は何度やっても復帰できる……。それを差別だとは思わぬでこざるか?

テレビの芸能ニュースは、どちらも芸能人扱いしているクセに!

ふざけるなでござる!」

--テレビでは、小泉と森の争いだったと伝えている。

森は郵政改革を止めたい、そして小泉はすすめたい。

そして、小泉のおす中川が下ろされた……。

それにあわせて、森も派閥を出た。

町村派は、出席者が少なかったという……。

「しかし、それだけではござらぬよ! やはり、逮捕されるようなことをしたからでは?そう思っている人の方が多いでござるよ。新聞のアンケート調査なら、操作されて別の答えがでるかもしれぬでござるが!」

そして、キャノンのことも伝えている。

コンサルタント会社が得た裏金は、キャノンの株がかわれたという。

それに、キャノンの首脳がかかわっていないわけがなく、コンサルタント会社の社長は値上がるから、すすめられたという……。

ならば、インサイダー取り引きであり、自社株を購入といっても、背任罪になるという……。

あやゆいグローバル化で、いつホリエモンや三木谷のような人間に乗っ取られるかわからないからだという。

内部留保金をためておくのも、そのためだという……。

今、そんな乗っ取りをしかけてくるところも、ほとんどないだろうに……。

キャノンの首脳は、何の関係もないといっていたのに、これは何でござるか?

あきれたものでござる!

--テレビでも……。

小泉の時代の総括を野党やマスコミがやるべきだと話している……。

あまりにも、ひどいものであるが、闇教育を受けたファシスト(反民主主義者)たちは、格差社会はないなどということだろう……。

世の中がどうであれ、相撲道も柔道もある……。

それこそが、人の生きる道でござる……。

邪道や、獣道にあらず!






閑話休題

ドイツはちゃんとした

福祉国家をつくったという。

日本はボロボロですね。

また格差がひろがり、

お金のない人たちは、

あきらめないといけない……。

「保険あって、介護なし」

まさに、このような現実を

表現している言葉である。

--「民主主義とは手続き」

そういったファシストに、

人道などなかった……。









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