磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊金曜日 2011-10-28

2011年12月10日 | 読書日記など
『週刊金曜日 2011-10-28』
   平井康嗣・編/金曜日2011年

特集名 1%の金持ちが世界の富を握っている



「自主避難者への補償を 原子力賠償審査会で意見陳述」 下「」引用。

「文部科学省で開かれた原子力損害賠償紛争審査会で一○月二○日、自主避難者の補償を求める意見陳述が行われた。これまでに審査会は、政府が避難指示を出した地域等を対象に中間指針をまとめ、自主避難については一定の時期で線引きをする方向性を示していた。
 これに、陳述者は不合理を訴えた。瀬戸孝則福島市長は、自主避難者と経済や仕事等の事情で避難できず残った人を区別すれば地域の亀裂が増すと語った。子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの中手聖一氏は「事故当初、福島では放射能汚染についての情報がないまま、『ただちに影響がない』という政府の言葉が権威をもって信じられた。ガソリンや水を得るために子どもたちが放射能汚染された野外に並び、避難者が責められた。しかし『年一○○ミリシーベルトまで大丈夫』と県の依頼で講演した専門家の言葉を『一○ミリの間違いだった』と県が訂正した頃から行政への信頼が失われ、自主避難への理解が深まった」と線引きすべきでないと述べた。
 北海道で家族で避難した宍戸隆子さんは「自分たちの危険を感じながら(津波被害者の)対応に追われ避難できなかった人もいる」と線引きの惨さを語り、命を守ると線引きの惨さを語り、命を守る権利を認めてくださいと訴えた。
 これらの訴えに審査会長の能身善久学習院大学教授は、「自主避難者も賠償されるべき。残っている人も同時に検討したい」と結んだ。」

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「どらち(脱原発&男女共同参画社会)も同時に」落合恵子。下「」引用。

「余談ながら「こちら特報部」は相変わらず踏ん張っている。原発はもとより、原発が象徴するものすべてに「NO」と言うのと同時に、わたしたちは『東京新聞』のようなメディアに「YES」と言い続けたい。どちらもわたしたちにとって、かけがえのない「民意」の表現だ。」

基本はどちらも民主主義でしょうね……。

もくじ

「日本の不幸は、国民の財産や尊厳より米国を優先する外務省しか持っていないこと」吉田有里。

【OCCUPY TOKYO 10.15】「99%が繋がり、今ここから、社会を変える!」雨宮処凛。下「」引用。

「日本における格差・貧困問題は、「年越し派遣村」以降報道される機会こそ減ったが、事態は悪化の一途を辿っている。非正規雇用率は三八・七%と過去最悪。格差問題をめぐる米国での抗議行動に連帯し、東京でも多数の若者たちが、今月一五日、立ち上がった。-略-」

「「先進国」で深刻化する 格差と貧困」

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「原発震災とヒッピー・コミューン 福島原発から逃れ逃れて避難旅 もう一つの暮らしに出会った」高崎咲耶子。
「震災と、それに続く原発事故から逃れて西へ西へと避難。そこには、原発を支える都市文明とは異なる、ゆったりとした時間の流れ、豊かなつながりがあった。-略-」

「日本のヒッピー・コミューンの源流」あぱっち。

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