磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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『中沢啓治 平和マンガシリーズ ゲキの河』

2006年04月11日 | 読書日記など
『中沢啓治 平和マンガシリーズ4 ゲキの河 上巻』
     中沢啓治・作/汐文社1986年新装版、1989年3刷
『中沢啓治 平和マンガシリーズ5 ゲキの河 下巻』
     中沢啓治・作/汐文社1986年新装版、1993年5刷



こんなことがあったら、
これはもはや本当の意味では、
法治国家ではないと思います。

「治安維持法はどんなでもできるんじゃのう」

まあ、いくら法律があっても、
守られていないことは、
戦後もあることだろうと思います。

創作としては、主人公の目を追っていくのだから、
偏向していても仕方がないと思う。
しかし、共産主義者がすべて正義という感じは、
あきれてしまう……。



こんな表現がありました。
「あいつらはグルじゃ
警察は
情報を
とるために
前科者の罪を
かるくして
やって
警察のスパイに
つかうのだ…
よくやる手よ」

これは、ビン・ラディンを逮捕しようとして、
犯罪者の罪を許して、
アメリカの手先にしたという本を
読んだのを思い出しました。

それから、イラクでのアメリカ軍と、
英国軍の拷問を思い出しました。

今の日本では、
犯罪者に拷問はできない時代ですね。
でも、何の罪もおかしていない被害者に、
もう被害者は『死人に口なし』になっておられるから、
好き勝手いう殺人犯、
そして犯罪者が話したことが、
あたかも本当であるかのように伝えるマスコミ。
どうも、今は犯罪者に都合のいい社会に
なりすぎているような気もする。

【追加ニュース】
「<米軍虐待>死亡者、拘束者は460人以上 NY大など調査 [ 04月27日 10時52分 ]

 【ワシントン和田浩明】米ニューヨーク大と人権団体は26日、米軍に虐待、拷問されたり死亡したりした対テロ戦争での拘束者が約5年間で約460人に達し、関与した米軍関係者は約600人に上るとの調査報告書を公表した。

 調査は同大とヒューマンライツ・ウォッチ、ヒューマンライツ・ファーストが05年3月から実施。政府・米軍文書や被害を訴える人の聴取、各種報道などを基に、虐待事例の捜査や関係者の処分の全体状況をまとめた。

 01年以降、アフガニスタン、イラク、グアンタナモ米海軍基地(キューバ)で、330件の虐待事件を確認したが、今年4月の段階で、うち120件は未捜査または未解決だという。捜査が行われた210件には410人の米兵や将校、軍が雇用する民間人が関与していたが、懲役刑になったのは40人で、禁固1年以上の有罪判決を受けたのは10人にとどまった。-略-」
くわしくは、ここをクリックしてください。



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