磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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シリーズ戦争4 朱花の空

2008年11月13日 | 読書日記など
『シリーズ戦争4 〔マンガ〕朱花(ジュファ)の空』
   藤原彰・監修/八剣ヒロキ、吉祥寺一矢・まんが/
     「シリーズ戦争」編集委員会・編/草土文化1991年

朝鮮、満州、シンガポールの人たちを主人公にした漫画です。



■目 次■
第1話 朱花の空  3
第2話 故郷の大地  77
第3話 シンガポールの紅い海  150
平和のバトン 「シリーズ戦争」編集委員会  252
知らされていない歴史の真実 鈴木忠明  254
日本はアジアの国々でなにをしたのか  258
このとき、こんなことが  260
参考文献  263

「第1話 朱花の空」ではこんなセリフがあります。下「」引用。

「朝鮮人としての誇りだ--
これだけはぜったい奪えない!
--日本でもだ」

そして、創氏改名……。下「」引用。

「土地を奪い 家族を奪い……
そしてこんどは名前を奪うだと!?」

「第2話 故郷の大地」は満州です。
--悲惨な労働……。
次々に亡くなっていく人たち……。

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「第3話 シンガポールの紅い海」
『血債(けっさい)』の塔というがあるそうです。

「知らされていない歴史の真実」
張本さんのことが書かれてありました。下「」引用。

「一九八四年、韓国の全斗換大統領が来日したときの新聞記事(朝日)に、つぎのようなものがありました。
 --野球解説者の張本勲さんは、胸をはって歓迎晩餐会会場の首相官邸入り口に姿を現した。黒い礼服姿。「非常に名誉なことです」かつて「球界髄一の暴れん坊」といわれたヤンチャそうな顔が、チョッピリこわばっていた。張本さんは、この晴れの場のだれよりもも母親の順分さんを伴ってきたかった。……「母は韓国に住んでいた時、田畑を(日本に)全部没収されて生活できなくなった。それで、日本に強制連行されてきたオジを頼って来たと聞いています。言葉も文字もまったくわからないのですから、苦労したようです」--」


そして2話の解説。下「」引用。

「「満州国」とは、一九三一年に日本が柳条湖事件をおこして戦争を開始し、中国東北部(満州)を侵略してうちたてた国です。表面は中国人を皇帝や大臣にしていましたが、その実権は日本がにぎっている傀儡(かいらい)国家でした。日本は「満州国」の土地と資源と労働力を奪いとります。とくに日本の新興財閥が満州に多く進出していきました。とくに日本の新興財閥が満州に多く進出していきました。お話の李順が募集に応じていった大日本鉱業株式会社も、そのような日本人が経営していた鉱山として描かれています。」








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