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正しく怖がる放射能の話-100の疑問「Q&A」長崎から答えます- 長崎文献ブックレット 01

2011年09月14日 | 読書日記など
『正しく怖がる放射能の話-100の疑問「Q&A」長崎から答えます- 長崎文献ブックレット 01』
   山下俊一・監修/長崎文献社2011年6月25日

長崎の原爆関連の本をたくさん出している出版社。
歴史を知らないのですか?
この本の山下の説をとれば、原爆訴訟は敗訴の可能性が高いのでは?
それを正しいというのですか?
裁判では、現実からほど遠いICRPの基準はとられなかった……。
事実をとるなら、ICRPの基準はとれない。

もくじ



監修はあの御用学者です。ネットでは、メンゲレとも書き込まれていますね。否定できないとボクは思いますが……。

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現実は御用学者のために混乱する現場ではないか? 下「」引用。

「やみくもではなく、「正しく怖がる」ことの意味」山下俊一・著。
「■知識にとぼしく、浮き足立つ現場の人々
 今回の福島の原発事故で問題だったのは、医療関係者も行政も放射能の知識に乏しかったことから、みんなが不安と恐怖に陥ってしまったことです。現地に入っておどろいたのは、有識者も浮き足立っていることでした。-略-私たちは「原発安全神話」のなかで暮らしていたわけです。」

医療関係者でまともに勉強している人なら山下のいうことこそ、異常だったと理解しているのではないか? 放射能の危険を、医療の人間なら知っていて当然のことでしょう。

現実を伝えているわけではない。下「」引用。

「投下直後には「70年間は草木も生えない」といわれましたが、1ヵ月後には植物が芽吹き、3ヵ月から人々が戻り、街はみごとに復興を遂げました。-略-」

しかし、それは大袈裟すぎただけで、被害があったことは伝えない。

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ラジオ番組(ラジオ福島、ふくしまFM)があるという。
「「守ります!福島 -政府原子力被災者生活支援チームQ&A-」

「チェルノブイリ原発事故の教訓」山下俊一・著。
「■守られるべきは幼児、子ども、妊婦」

教科書は教科書、実践では別……。御用学者とはこのような人のことをいうのでしようか?……。
--何か、カルトの教祖に似ています。

ICRPの基準をとって安心とは、山下らしい。

また、日本学術会議会長の金澤一郎も、ICRPの基準をとる……。

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「■いま、もっとも大切なこと」山下俊一・著。下「」引用。

「東日本大震災と原発事故から3カ月あまり過ぎたいま、もっとも大切なことは、政府が発信するデータへの信頼回復とメディアの正しい報道にくわえ、われわれ被ばく医療の専門家がボランティア精神を基本に丁寧に現場を歩き、住民一人ひとりが自らを考え冷静に判断するお手伝いをすることに尽きます。現場を歩くことは私のモットーであります。」

海外からも非難されている学者が、幅をきかせていては、信頼回復は不可能では?
まともに自分の頭で考えている人たちは許さないでしよう。子どもの命を守るために……。






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