磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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平和へのメッセージNo.1 あってはならない核戦争のはなし

2008年03月26日 | 読書日記など
『平和へのメッセージNo.1
   あってはならない核戦争のはなし』
     日本機関紙協会大阪府本部/
       日本機関紙出版センター1982年

100円のうすい冊子です。写真もモノクロですが、豊富です。



写真のキャプション。下「」引用。

「テーマソング「きいてください」の作詞者洲加本有衣子さんと共にうたう、菅原洋一さん。」

写真では歌手の菅原洋一さんが掲載されています。

写真家・秋山庄太郎、浅井慎平、荒木経惟、他550名がアピール。下「」引用。

「●反核・写真運動の呼びかけ
 核兵器ほど恐ろしいものはありません。世界で最初の被爆国、日本の写真家は、被爆直後からヒロシマ・ナガサキの惨状を目撃、記録してきました。ある人は、原水爆のもつ破壊力の恐ろしさを写真によって訴え、またある人は、後遺症の痛苦に堪えて生きねばならぬ被害者を凝視しつづけてきました。-略-」

テラーとカーターとレーガン。下「」引用。

「「人間だけ殺せる爆弾ができる」と、理論的に言ったのは、水爆をつくった、テラーという人です。彼が二十五年前に言い、アメリカが中性子爆弾の開発をはじめたのが、十五年前ですが、実際につくろうと言ったのはカーターで、五年前のことです。しかし、「それは非人道的だ」という世論が湧きおこり、世論に押されて、完成させずに部品にして置いておくことになりました。

 大統領がレーガンになって、昨年八月、中性子爆弾の製造再開が言われ、部品はできていたわけですから、アッという間に結合されて、もう配備されているのではないでしょうか。」

元軍人のカーター大統領。
とても平和主義にはボクには思えない……。


一人に3~10トンとこの本。下「」引用。

「世界人類を何回皆殺しできるか、ということですが、地球上の核破壊力の合計が、いま一万~三万メガトンといわれ、それは全人類一人当たり、三~十トン、それで数十回の皆殺しが可能といわれます。」

一人に3~10トンを金額にして、一人ひとりに配ったら、いくらになるのでしょうか?
--福祉につかってもらいたいとボクは思います。

第二撃力といって、都市は破壊つくされたも、必要だという。下「」引用。

「第二撃力を温存することが、平和のためだ--というのが、有名な「核抑止による平和」の論理で、以後、軍拡の大義名分になりました。」

原潜が第二撃力に有効だという。

ソ連でも各地で沈没や事故の原潜。

こんなもので平和が守られるとは……。






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