磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊文春 2012年3月15日号

2012年04月16日 | 読書日記など
『週刊文春 2012年3月15日号』
   島田真・編/文芸春秋2012年

特集名 総力特集29ページ 東日本大震災365日「消えた事件」「消された叫び」



「【スクープ】原発暴走 東京に「戒厳令」発動 極秘作戦書を独占入手! 民間事故調も知らない緊迫」下「」引用。

「菅首相が承認した「東京全域からの避難作戦」。防衛省最高幹部が作成した計画は首都圏直下型地震で現実のものとなる
 3・11から1年が過ぎる。この一年の間、困難や最悪の状況に体を張って立ち向かった者がいた。黙って「最悪」への備えを整えた者もいた。進まない原発処理に予想される新たな地震への恐怖。信用できない民主党政権下でそれでも闘い続けた日本人のドラマを描く。-略-」

【会議の記録なし】民主党政権は〈日本人の生存の権利〉を否定した… 下「」引用。

「だが民主党政権にはその思いが欠如していた。もしあったのなら、この国が“危急存亡”のとき、会議の「記録」を取っていなかったという事態は起こらなかったはずだからだ。
「議事録」を残すことは、東日本大震災の、一万五千人を超える血の犠牲によって得られた「知見」を、新たな大震災に立ち向かう子孫へ繋げる使命であるにもかかわらず--。
 民主党政権は、〈日本人の生存の権利〉を否定したのである。」
 
「復興バブルにわく いわき 原発作業員に夜間外出禁止令」

「「仙台にパンダを」抗議殺到でジャニーズ義捐金50億円撤回」

「帰還困難区域に戻れない“されどわれらが日々”密着ルポ」 下「」引用。

「福島第一原発から二十キロ県外の計画的避難区域が、新たに四月、「帰還困難区域・避難指示解除準備区域」に分けられる。中でも年間放射線量五十ミリシーベルト以上の「帰還困難区域」は、バリケード封鎖されるのだ。-略-」

【試写会】「立入禁止区域・双葉~されど我が故郷~」 下「」引用。

「東京・汐留の小劇場で先月末、「立入禁止区域・双葉~されど我が故郷~」の試写会が行われた。双葉高校野球出身で、巨匠・今村昌平に師事した佐藤武光監督(63)が手掛けたドキュメンタリー映画だ。親族や知人の安否確認のためにハンディカメラ片手に乗り込んだ佐藤監督が、持ち前の突破力で記録映画を収め、故郷から引きはがされた人々の証言を積み重ねた。
 立ち見も出た試写に先立ち、映画の登場する証言者の一人、天野正篤氏(73)がこう挨拶した。
「双葉町と大熊町は線量が高くて真っ赤ッ赤で、双葉の私の自宅付近も年間線量で三百ミリぐらいである。百年は帰れないだろうと思います。ならばと私は覚悟を決めました。(除染で出た汚染土壌などを保管する)中間貯蔵施設は我々の地元で引き受け、代わりに郡山や福島などの中通りを安心して暮らせるように徹底的に除染していただきたい」
 天野氏は、双葉町からの避難者がピーク時八百人を超えた、猪苗代湖畔のリゾートホテル「リステル猪苗代湖」で住民の自治会長を務めた。昨年九月末に全員が退去し、県内九カ所の仮説住宅などに移ってからも、まとめ役として頼りされる存在だ。試写会の数日後、郡山市内の仮説に暮らす天野氏を訪ねた。
「双葉郡八町ムラの首長も議会も、中間貯蔵施設を作るなら、政府から条件提示をしろというスタンス。これは正論だが、共感は得られない。我欲を限りなく捨て、国民に拍手をされるような行動でなければ。私も含めて、町民は一年経ってそろそろくたびれてきた。『帰れないなら何年帰れないのか早く言ってくれ』と。そうすれば町は分散しても、新しい拠点づくりに踏み出させる。しかし、いざ現実になったら本当の寂寥感がやってくるでしょう。故郷を誰よりも愛していますから」」

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吉田はヒーローじゃない。下「」引用。

「メーカーの東芝は電源を上の方に作れと設計図まで出したのに、東電は作らなかったと下請けの人が言ってましたよ。その責任者が吉田さんなのだから、事情を知っている人はみんな怒ってる。電源があれば何とかなったのにって思いは治部が一番持ってたんでしょ。だから、あの人はヒーローなんかじゃない」(前出・木幡氏)」

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【生データ】「除染前より高い放射線量が」(32箇所中20箇所も)、【報告書】全カ所で低下。下「」引用。

「ここに鹿島建設か元請けで行った富岡町の試験除染の「進捗状況報告」(二月二十日」がある。トップでまとめたのは内閣府原子力被災者生活支援チーム。計測ポイントは三十二カ所で、除染前と比べた一時間当たりの線量は、低減率に差はあるものの、全カ所で低下している。低減率が九割を超えるポイントが四つもあり、絶大な効果を発揮しているように見える。
 ところが、この報告の元となる生データを見ると、難と二十カ所では除染前より線量が高くなてっおり、ひどいところは八二%も増えている。
 データを入手した渡辺三男・富岡町議(60)が憤る。
「土の剥ぎ取りは効果があっても、高圧洗浄なんかはほとんど効果がない。『透水性の舗装道路に画期的な効果がある』と自慢していた洗浄水回収車について『洗浄後の水は何%回収できるのか』と効いたら、環境省の担当者は『分かりません』ですから、ふざけてますよ。そもそも国は、県内には中間貯蔵施設は作らないって言ったんだから。本当に浜通りのことを考えていたら、三十年置かせてれという根拠を丁寧に説明するべきでしょう」」

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「オンエアできなかった反原発ソング」ピーター・バラカン(ブロードキャスター)。下「」引用。

「RCサクセションが八八年に東芝EMIから発売拒否された反原発ソング「ラブ・ミー・テンダー」にリクエストがたくさん来たんです 。
 僕はいまこそかけるべきだと思って、一応局の担当者に話したら、やめてほしいという。理由は「牛乳飲みてえ」という歌詞。これが風評被害を広げかねない、というんですね。
 結局オンエアはしませんでしたが、僕は問題が広がるとは思わなかったし、そもそも牛乳からセシウムが出ていた頃だったから「風評」ではなく事実だった。だからやるべきことは、風評被害が出ないように正確な情報を流すこと。なんでもかんでも「風評被害だ」というのは、メディアの暴力だと思う。-略-」

「「首都直下M7.3」で日本経済は壊滅する」 下「」引用。

「もし3・11のような大地震が首都圏を襲えば、日本経済が被るダメージは凄まじい。八十五万棟の建物が倒壊・焼失・発生するガレキは東日本の四倍に上る。企業は逃げ出し、金融機能のマヒはさらに被害を広げるだろう。最新研究が明らかにした戦慄のシミュレーション。-略-」

M7.3で?










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