『日本の狂気 ３ 原理運動の謀略と自民党－岸信介原罪論－』
荒井荒雄・著/青村出版社1976年
本当の「ワルモノ」＝岸信介。下「」引用。
「－略－そうだとすると、この背後に在って、若い信者を操っている「ワルモノ」を究明せねばならない。これが本当の「ワルモノ」を告発しなければ、社会が私に与えた使命を全うしたとは言えないと、私は気付いた訳なのである。
ところで、ここでいう「ワルモノ」とは、岸信介のように特定の人物はもちろんであるが、ある目的のために「統一教会・勝共連合」を利用し、そそのかす有名・無名の人達も入るのである。－略－」
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福田赳夫の祝辞も書かれてあった。
パンフレット「統一教会・勝共連合」にのる福田赳夫など。下「」引用。
「「原理運動被害者父母の会」の方々の一様に申されるところによると、「子どもが統一教会に通うと言い出したとき一抹の不安がありましたが、子どもから『このような有名な先生方が、後援している団体だから大丈夫ですよ』と言われて、『そうかな』と気を許してしまいました。そして、『統一協会とは、とんでもない団体』と気付いたときは、最早、手遅れだったのです』というのである。」
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自民に政治献金「49年下半期（7月-12月）自治省発表。50,421,000円。
文鮮明いわく。下「」引用。
「文鮮明はこれ等統一教会利用者（所謂「ワルモノ」）に対しては「ご馳走をせよ。金をやれ」と教会幹部に教えているという。文は人間の弱点を知り尽くしているのだ。
こうして、所謂「ワルモノ」達は「統一教会・勝共連合」の社会悪に手を貸していることになるのだが、この日の晩さん会の「ワルモノ」の頂点には、自民党の長老・元首相の岸信介がいたのであった。」
忠告……。下「」引用。
「『原理運動被害者父母の会』の木熊鉄雄さんが私に忠告してくれた。
『本が出たら交通事故に気を付けて下さい。ひき逃げが一番怖いですから。私も尾行され、徹底的に信じよう調査され、警察の保護も受けました』」
本当の「ワルモノ」。下「」引用。
「まず、岸信介は、極東軍事裁判のＡ級戦犯である。彼は東条内閣の閣僚として、戦争の直接責任者であった。彼はまず、これから、逃げ切った。そればかりでなく、驚くべきことには、戦後の内閣総理大臣になったのである。
藤田茂・元陸軍中将もこう言っている。
「敗戦によって財閥はつぶれたね。侵略の責任は、みんな軍にかぶせちまったんだ。その裏にいる本当のワルモノが生き残った例として典型的なのは、戦後の総理の一人になった岸信介だろう」（注・後出する。本多勝一『中国の日本軍』から）と。」
Ａ級戦犯・岸信介。下「」引用。
「前述のように、A級戦犯であった岸信介が日本の首相になった。このことは、われわれ日本人としては深刻に反省しなければならない問題だと思われる。従来から、日本人は西ドイツに比して、戦争犯罪に生温いことは、指摘されてきたところであるが、私はこの「岸・自民党版ウォーターゲート事件」を追究するに当って、それを痛切に感ぜざるを得ない。－略－」
「日韓の反共軍事同盟」 下「」引用。
「私が、「統一教会・勝共連合」の蠢動を許しているのは、日本人の「戦争犯罪」責任に対する甘さだと指摘したのは、「統一教会・勝共連合」の教義は既述の通り第三次世界大戦を叫ぶものであり、そしてその実践活動は、「日韓の反共軍事同盟」をめざし、「日韓総ぐるみのファッショ体制実現の尖兵」となることからである。－略－」
台湾は「統一教会・勝共連合」禁止。
「信仰の自由」を制限するものではなく、邪教（カルト）を取締る台湾。
フランスでは、「統一教会・勝共連合」拒否反応が強いという。
中国人を餓死させた岸信介。下「」引用。
「あの男は『満州国総務庁次長』だったころ、大興安嶺で大規模な陣地構築をやって、強制労働に使った大変な数の中国人たちを、ほとんど餓死させるか、あるいは『秘密を守るため』と称して殺してしまった責任者の一人だ。岸はこのときの経験を生かして、日本での強制労働に中国人を使うことを推進させたわけだ。山東省や河北省あたりから、だましたり狩り集めたりして日本の炭鉱などでドレイ労働をさせた事実の裏にはこういう背景もある。捕虜だなんていっていたのも、実はこうして駆り集めた農民がほとんどなんじゃ。」
「中国人強制連行事件」が始まるが、この閣議決定をおこなったのは、東条英機（総理＆陸軍大臣）や岸信介（商工大臣）などであるという……。
日韓の癒着……。下「」引用。
「また、コーエン教授は日韓関係に触れて、田中首相をはじめ佐藤前、岸元首相ら日本の政界指導者が韓国との経済的結び付きを利用してばく大な産をなしている、と日本の政治的腐敗を指摘。－略－」
「コーエン発言」を内政干渉とした二階堂官房長官。
アメリカは、反共である岸信介を利用……。
田中角栄も『勝共連合』を激励……。
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目次
荒井荒雄・著/青村出版社1976年
本当の「ワルモノ」＝岸信介。下「」引用。
「－略－そうだとすると、この背後に在って、若い信者を操っている「ワルモノ」を究明せねばならない。これが本当の「ワルモノ」を告発しなければ、社会が私に与えた使命を全うしたとは言えないと、私は気付いた訳なのである。
ところで、ここでいう「ワルモノ」とは、岸信介のように特定の人物はもちろんであるが、ある目的のために「統一教会・勝共連合」を利用し、そそのかす有名・無名の人達も入るのである。－略－」
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福田赳夫の祝辞も書かれてあった。
パンフレット「統一教会・勝共連合」にのる福田赳夫など。下「」引用。
「「原理運動被害者父母の会」の方々の一様に申されるところによると、「子どもが統一教会に通うと言い出したとき一抹の不安がありましたが、子どもから『このような有名な先生方が、後援している団体だから大丈夫ですよ』と言われて、『そうかな』と気を許してしまいました。そして、『統一協会とは、とんでもない団体』と気付いたときは、最早、手遅れだったのです』というのである。」
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自民に政治献金「49年下半期（7月-12月）自治省発表。50,421,000円。
文鮮明いわく。下「」引用。
「文鮮明はこれ等統一教会利用者（所謂「ワルモノ」）に対しては「ご馳走をせよ。金をやれ」と教会幹部に教えているという。文は人間の弱点を知り尽くしているのだ。
こうして、所謂「ワルモノ」達は「統一教会・勝共連合」の社会悪に手を貸していることになるのだが、この日の晩さん会の「ワルモノ」の頂点には、自民党の長老・元首相の岸信介がいたのであった。」
忠告……。下「」引用。
「『原理運動被害者父母の会』の木熊鉄雄さんが私に忠告してくれた。
『本が出たら交通事故に気を付けて下さい。ひき逃げが一番怖いですから。私も尾行され、徹底的に信じよう調査され、警察の保護も受けました』」
本当の「ワルモノ」。下「」引用。
「まず、岸信介は、極東軍事裁判のＡ級戦犯である。彼は東条内閣の閣僚として、戦争の直接責任者であった。彼はまず、これから、逃げ切った。そればかりでなく、驚くべきことには、戦後の内閣総理大臣になったのである。
藤田茂・元陸軍中将もこう言っている。
「敗戦によって財閥はつぶれたね。侵略の責任は、みんな軍にかぶせちまったんだ。その裏にいる本当のワルモノが生き残った例として典型的なのは、戦後の総理の一人になった岸信介だろう」（注・後出する。本多勝一『中国の日本軍』から）と。」
Ａ級戦犯・岸信介。下「」引用。
「前述のように、A級戦犯であった岸信介が日本の首相になった。このことは、われわれ日本人としては深刻に反省しなければならない問題だと思われる。従来から、日本人は西ドイツに比して、戦争犯罪に生温いことは、指摘されてきたところであるが、私はこの「岸・自民党版ウォーターゲート事件」を追究するに当って、それを痛切に感ぜざるを得ない。－略－」
「日韓の反共軍事同盟」 下「」引用。
「私が、「統一教会・勝共連合」の蠢動を許しているのは、日本人の「戦争犯罪」責任に対する甘さだと指摘したのは、「統一教会・勝共連合」の教義は既述の通り第三次世界大戦を叫ぶものであり、そしてその実践活動は、「日韓の反共軍事同盟」をめざし、「日韓総ぐるみのファッショ体制実現の尖兵」となることからである。－略－」
台湾は「統一教会・勝共連合」禁止。
「信仰の自由」を制限するものではなく、邪教（カルト）を取締る台湾。
フランスでは、「統一教会・勝共連合」拒否反応が強いという。
中国人を餓死させた岸信介。下「」引用。
「あの男は『満州国総務庁次長』だったころ、大興安嶺で大規模な陣地構築をやって、強制労働に使った大変な数の中国人たちを、ほとんど餓死させるか、あるいは『秘密を守るため』と称して殺してしまった責任者の一人だ。岸はこのときの経験を生かして、日本での強制労働に中国人を使うことを推進させたわけだ。山東省や河北省あたりから、だましたり狩り集めたりして日本の炭鉱などでドレイ労働をさせた事実の裏にはこういう背景もある。捕虜だなんていっていたのも、実はこうして駆り集めた農民がほとんどなんじゃ。」
「中国人強制連行事件」が始まるが、この閣議決定をおこなったのは、東条英機（総理＆陸軍大臣）や岸信介（商工大臣）などであるという……。
日韓の癒着……。下「」引用。
「また、コーエン教授は日韓関係に触れて、田中首相をはじめ佐藤前、岸元首相ら日本の政界指導者が韓国との経済的結び付きを利用してばく大な産をなしている、と日本の政治的腐敗を指摘。－略－」
「コーエン発言」を内政干渉とした二階堂官房長官。
アメリカは、反共である岸信介を利用……。
田中角栄も『勝共連合』を激励……。
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