『原民喜全集2 原爆以後・美しき死の岸に』
原民喜・著/草野心平・監修/芳賀書店1969年
月報に書かれてあることが、印象に残りました。
■目 次■
《原爆以後》
小さな村 11
氷花 29
飢ゑ 47
火の踵 61
災厄の日 74
火の唇 91
鎮魂歌 105
火の子供 142
永遠のみどり 157
《美しき死の岸に》
苦しく美しき夏 177
秋日記 180
冬日記 200
美しき死の岸に 211
死の中の風景 225
画集 238
忘れがたみ 242
小さな庭 256
吾亦紅 263
雲の裂け目 275
夢と人生 285
魔のひととき 296
遥かな旅 311
心願の国 321
《エッセイ》
炬燵随筆 333
睡蓮 335
猿 337
風景・人物 340
愛を大空に 346
女の顔 348
母親について 350
女性の手紙 354
死と愛と孤独 356
胸の疼き 358
アルプスの真昼 360
砂漠の花 362
二つの手紙 364
惨めな文学的環境 374
ガリヴァ旅行記 376
「狂気について」など 379
「冬の旅」と「印度リンゴ」 381
抵抗から生れる作品世界 383
ラーゲルレーヴの魅力 385
「屍の街」 387
悪夢 388
一匹の馬 390
長崎の鐘 392
原爆回想 396
ヒロシマの声 399
五年後 401
平和への意志 403
戦争について 405
死について 407
「原民喜全集第二巻普及版月報」
--「自殺前日のことなど--鈴木重雄」下「」引用。
「 -略-遠藤君については、もし彼がフランスに留学しないで、東京にいてくれたならば、原さんは自殺しなかったのではないかと、しばしば思う程に、彼は原さんに対して、いろいろな意味での刺激を与えていた。
遠藤君がフランスへ行き、原さんが、丸岡さんの家を離れて、西荻窪に下宿住いをするようになって、原さんは自殺している。」
そういわれる遠藤も辛かったろうなあー。
「菓子」
原民喜の妻は、甘党でたらふく食べさせたかったようだ。
どうして、そんなに食べるか? 糖尿病だと後でわかったという。
戦中のこと、食べさせてあげたくともあげられなかった。
戦後、店にお菓子が並ぶと亡き妻に報告したい気持ちになったという。
index
もくじ
Index
原民喜・著/草野心平・監修/芳賀書店1969年
月報に書かれてあることが、印象に残りました。
■目 次■
《原爆以後》
小さな村 11
氷花 29
飢ゑ 47
火の踵 61
災厄の日 74
火の唇 91
鎮魂歌 105
火の子供 142
永遠のみどり 157
《美しき死の岸に》
苦しく美しき夏 177
秋日記 180
冬日記 200
美しき死の岸に 211
死の中の風景 225
画集 238
忘れがたみ 242
小さな庭 256
吾亦紅 263
雲の裂け目 275
夢と人生 285
魔のひととき 296
遥かな旅 311
心願の国 321
《エッセイ》
炬燵随筆 333
睡蓮 335
猿 337
風景・人物 340
愛を大空に 346
女の顔 348
母親について 350
女性の手紙 354
死と愛と孤独 356
胸の疼き 358
アルプスの真昼 360
砂漠の花 362
二つの手紙 364
惨めな文学的環境 374
ガリヴァ旅行記 376
「狂気について」など 379
「冬の旅」と「印度リンゴ」 381
抵抗から生れる作品世界 383
ラーゲルレーヴの魅力 385
「屍の街」 387
悪夢 388
一匹の馬 390
長崎の鐘 392
原爆回想 396
ヒロシマの声 399
五年後 401
平和への意志 403
戦争について 405
死について 407
「原民喜全集第二巻普及版月報」
--「自殺前日のことなど--鈴木重雄」下「」引用。
「 -略-遠藤君については、もし彼がフランスに留学しないで、東京にいてくれたならば、原さんは自殺しなかったのではないかと、しばしば思う程に、彼は原さんに対して、いろいろな意味での刺激を与えていた。
遠藤君がフランスへ行き、原さんが、丸岡さんの家を離れて、西荻窪に下宿住いをするようになって、原さんは自殺している。」
そういわれる遠藤も辛かったろうなあー。
「菓子」
原民喜の妻は、甘党でたらふく食べさせたかったようだ。
どうして、そんなに食べるか? 糖尿病だと後でわかったという。
戦中のこと、食べさせてあげたくともあげられなかった。
戦後、店にお菓子が並ぶと亡き妻に報告したい気持ちになったという。
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もくじ
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