磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ハロウィーンがやってきた

2009年10月17日 | 読書日記など
『ハロウィーンがやってきた』
   レイ・ブラッドベリ(著)/
     伊藤典夫(訳)/晶文社1997年

原書名 The Halloween tree



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「ハロウィーン! 子供たちが待ちに待った不思議な祭りの夜。古代エジプトへ、パリへ、そしてメキシコへ……。伝説の怪人に導かれ、八人の少年は時をさかのぼる。生きることの喜びと恐れにめざめてゆく少年たちの夢と冒険を詩情ゆたかに描く心おどるファンタジー。」

歴史的にまちがったことが書かれてあるし、唐突な感じがします。

たとえば……。下「」引用。

「「ローマ兵よ! 異教徒を殺せ! 邪教を滅ぼせ! セウトニウスが命じる!」
「セトニウスばんざい!」
 サムハインは大空で鎌をあげた。-略-」

ローマは多神教の時代ですネ。
イエス・キリストの時代ですから……。
--ローマの神々を上におけというだけでしょう……。
この世の支配と同じように、上におけと……。
--逆らうな! というだけですね……。
殺すわけではありませんね……。

イエスと母も登場する……。下「」引用。

「ローマ兵たちは青銅の盾(たて)をあげ、まばゆい〈星〉の光りをさえぎろうとした。だが盾はみるみるとけていった。ローマ人のあがめる数々の神像もとけ、幼な子とその母マリアに変わったねる
 兵士たちのよろいもとけ、したたり、かたちを変えた。いまや彼らは司祭の服をまとい、新しい裁断のまえでラテン語をとなえていた。」

どうも、よき福音の心など、感じない、読み物でした……。
--もちろん、ボクはですが……。







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