磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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中沢啓治ヒューマンコミックス1、2 広島カープ誕生物語

2008年11月01日 | 読書日記など
『中沢啓治ヒューマンコミックス1 広島カープ誕生物語 上』
   中沢啓治・著/汐文社1994年

中沢さんらしい作品だと思いました。
--ボクは浦和レッズのファンなので、置き換えて考えると、気持ちがわかります……。

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「原爆が落とされ、焼きつくされたヒロシマの町。人々は、たくましく復興への道を歩きはじめた。焼け野原のあちこちで子どもたちが草野球に熱中する姿があった。
 原爆孤児の大地進(大地進)は、防空壕跡で暮らしながら、仲間たちと呉の進駐軍チームと試合で活躍するのが唯一の楽しみだった…。その頃、初の市民球団「広島カープ」が市民の熱意と応援で創設され、人々の心は期待でおどる。」

当時の広島カープ創設の意味! 下「」引用。

「原爆で打ちのめされている広島市民もスポーツで明るくなると言うてのう球団づくりに生きがいをかんじたそうじゃ」

鯉城からカープというそうです。己斐ということからとボクは思っていましたが、違ったようです。下「」引用。

「鯉は滝を昇っていく力強い魚じゃけえのう……それに広島城の名前が鯉城と呼ばれていたけえ」

ラーメン屋のチェーン店といっしょで、加盟金がいるそうです。下「」引用。

「連盟からはセリーグの加盟金三百万円をセリーグに収めないとリーグからはずすと言われてカープ球団は大あわてよ……」




『中沢啓治ヒューマンコミックス2 広島カープ誕生物語 下』
   中沢啓治・著/汐文社1994年

表の裏に書かれてあります。下「」引用。

「進たちの草野球チーム「ラッキーズ」も、「呉ヤンキース」の米兵が朝鮮戦争にかりだされ、その楽しみを失った。一方、市民が期待をかけた「カープ」は下位を低迷し、苦しい経営状態が続いていたが、進をはじめて市民の募金で解散せずにすんでいた。
 人々の復興のエネルギーは、「カープ」によって生みだされていた。進たちの「カープ」への思いはつのるが……」

カープのユニフォームの色がかわったという。下「」引用。

「みなさんは米大リーグのシンシナティレッズのスタイルをルーツ監督はもって来たとお思いでしょうが これは日本の旗 日の丸 赤からとったそうです。赤は明るくて選手を生き生きさせるからだそうです」

日の丸の色か、知らなかった……。

色鯉の色かと思っていた……。

ヒロシマの記録-被爆50年写真集-








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