磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマの記録-被爆50年写真集-

2008年10月30日 | 読書日記など
『ヒロシマの記録-被爆50年写真集-』 
   中国新聞社メディア開発局出版部企画・編/中国新聞社1995年

構成はほとんど変わらず、歴史が加えられていきますね……。



■昭和58年■

遠藤周作の写真とともに……。下「」引用。

「原民喜33回忌初めて古里法要
被爆体験を描いた小説「夏の花」で知られる広島市出身の作家、原民喜の三十三回忌に、広島市内で故人をしのぶ「花幻忌」び開かれた。「花幻忌」は生前親交のあった作家の遠藤周作さんらが毎年東京で開いているが、三十三回忌のため初めて広島で開いた。-略-」

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■昭和59年■

「カーター前大統領が平和アピール」 下「」引用。

「広島を訪問中のジミー・カーター前米大統領は、平和記念公園の原爆資料館を見学、原爆慰霊碑に参拝、献花した。米国の大統領経験者が資料館、慰霊碑を訪れたのは初めて。同前大統領は参拝の後、慰霊碑前で平和アピールを発表し「核による大量殺りくを防止するには世界の指導者だけに頼るのではなく、世界の人々が平和を要求することだ」と呼び掛けた。」

こんなことを語ったところで、カーターが平和主義とはボクは思えない……。


「8・6式典に名誉市民初招待」 下「」引用。

広島市の特別名誉市民の平和運動家フロイド・シュモーサン=米ワシントン州カークランド市=と、広島女学院大名誉教授メアリー・マクミランさん=米フロリダ州ミルトン市=が、同市の平和記念公園内で行われた原爆死没者慰霊式・平和祈念式に初めて公式招待され、原爆慰霊碑に献花した。来賓席に並んで坐った二人は、遺族代表に続いて名前を呼ばれると、七十一歳のマクミランさんが八十八歳のシュモーさんをいたわるように右腕を取り、ゆっくりと慰霊碑に向かった。花輪をささげた後、慰霊碑正面で手を合わせ深々と頭を下げた(8月6日)」

どちらもキリスト教徒。
--今でも、このような人たちがキリスト教徒におられるのでしょうか?
そんな記事をみかけないのが、淋しいですね……。

■平成4年■

「白血病治療のため広島に来たカーチャちゃん」下「」引用。

「広島での専門治療を希望したウクライナ共和国の白血病の女児エカテリーナ・ヤツェミールスカヤちゃん(四つ)=愛称カーチャが「カーチャを救う会」(代表・上田一博士広島大医学部教授)の招きで、母親のリュドミラさん(二九)とともに広島空港に着いた。カーチャちゃんは「救う会」から贈られたぬいぐるみに大喜び。リュドミラさんは「みなんさんの善意に感謝します。日本の高度な医療技術が、カーチャを健康に導いてくれるように願っています」と述べた。カーチャちゃんは十日、広島赤十字・原爆病院に入院し、血液検査などを受けた。(11月9日)」

■平成6年■

「アニメ「カープ誕生物語」広島で完成試写会」 下「」引用。

「被爆後の街で、広島カープ球団に夢を託した野球少年たちを描いたアニメーション映画「かっ飛ばせ! ドリーマーズ~カープ誕生物語」(兼森義則監督)の完成試写会が、広島市の広島構成年金会館に関係者約八百人を招いて開かれた。漫画家の中沢啓治さんの原案に沿い、広島映画センターが製作。草野球チームをつくった原爆孤児たちが成長していく姿を描く。ひもじさの中に、手作りのグラブで白球を追った少年たちの思いが伝わるスクリーンを、観客らが食い入るように見つめた。(1月20日)」

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