磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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あやと青い目の人形-ナガサキで被爆した少女の物語-

2009年06月21日 | 読書日記など
『あやと青い目の人形-ナガサキで被爆した少女の物語-』
   松永照正・著/会田貴代・絵/
     黒崎晴生・写真/クリエイティブ21 2003年

「序文」エレノア・コア・著。下「」引用。

「一九四五年、長崎に原爆が投下されました。これはその悲惨な状況の中で、一人の少女の悲しみが、苦しみもがきながら生き抜いていくという心に響く感動的な物語りです。-略-」



「母の秘密--青い目の人形メアリーちゃん」
--発見するあや……。

『仲良し人形』と母は教えてくれたという……。下「」引用。

「戦争が始まるずいぶん前のことだけど、アメリカの子どもたちが日本の子どもたちに、たくさんの人形を送ったことがあるの。アメリカの子どもたちが日本の子どもたちと仲良くしようと思って、自分たちのおこづかいを出し合って、一万二千個のものお人形さんを買ったのよ。そしてお母さんたちにも手伝ってもらって、お人形さんのひとつひとつに可愛い洋服を作って着せ、それを太平洋の海の向こうの日本に送ってくれたのよ。そのお人形さんちは、日本中の小学校や幼稚園に届けられたの。そうすると、アメリカのお人形さんの歓迎式があったりして、日本の子どもたちは、アメリカのお人形さんとすぐ仲良しになったのよ。『仲良し人形』という名前だったわ。」

長崎に原爆投下される。惨状がえがかれている……。母は亡くなる……。

そして人形発見……。下「」引用。

「あやは、息をのんだ。本当に私の箱?
 父が箱を明ける。すると、メアリー人形が出てきた。
 でも、この人形さんは、二、三日前に遊んだ人形さんと違う。顔には傷があるし、金髪はすすで黒くなっている。あのきれな洋服は焦げてしまっている。
「かわいそうに」
 あやは小声で言い、メアリーを抱きしめた。-略-」

あやは原爆症で苦しむ。

クラスの男の子たちが「女坊主」とあやを差別する……。

だけど、がんばるあや……。

「友情の青い目の人形と答礼人形」長崎・日米人形交流研究家 遠山博文
・移民問題で日米の関係が悪くなる。
・日本の雛祭にアメリカ人形をおくろう。
・答礼の超豪華日本人形アメリカに行く。
・太平洋戦争と人形処分
・答礼人形長崎瓊(たまこ)子が長崎に里帰り







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