磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原爆児童文学10 新発見 平和センタクキ

2006年04月19日 | 読書日記など
『原爆児童文学10 新発見 平和センタクキ』
    北川幸比古・作/栗田伸子・絵/汐文社1985年

洗濯機と選択機(センタクキ)との、
ダジャレですか?



どうも、SFでしょうか?

それなら、科学知識もある程度は、
しっかりしていただきたいとも
思いました。

この本では昭和という年号のときに、
核兵器を禁止させて、五万発もあった
原子爆弾をつかえなくしたという。

まあ、それもいいだろうけど。
お話なんだから……。

宇宙人から身を守るために、
再度核兵器を持つかどうするか?

僕の意見ですが、そんなの、その宇宙人によって、
選択肢は決まるものではないでしょうか?

機械か何かもかわらない、
センタクキにそれを、委ねる?
もしかして、センタクキが宇宙人か、
宇宙人の手先なら、どうすんの?

著者はこのことを言いたかったのだろう。下「」引用。

『センタクキの安易な利用は危険である。迷い、考え、じぶんで選択するのが人間らしいことである。
 たとえどれほど正確でも、選択を他にねだねてはならない!』


でも、きちんとした考えは必要だし、
他人から意見をうかがうのも大切なことですね。

わがままだけで、やりすごせる人たちにならないで欲しいです。
それもまた大きな間違いだと僕は思います。
そういう人たちが、この世界を戦争や憎しみや、
醜い心で、世界をひどいものにしています。

きちんとした科学的な分析をできるためにも、
ちゃんとしたSFを読みたいものですね。



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