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ゲルニカ物語-ピカソと現代史- 岩波新書 新赤版 155

2010年04月19日 | 読書日記など
『ゲルニカ物語-ピカソと現代史- 岩波新書 新赤版 155』
   荒井信一・著/岩波書店1991年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「スペインの内戦の時代に生まれ、二○世紀最大の政治的絵画といわれる「ゲルニカ」。パリ万国博(一九三七年)に初めて展示されたこの壁画は、単にゲルニカ爆撃への怒りを語るだけではない。著者は、ファシズムと人民戦線が対峙する時代情況に重ねてピカソの内面的な苦悩を描き、さらに戦後史の激動の中でこの絵がたどった運命にも説き及ぶ。」



パリ万博、スペイン館。下「」引用。

「本書の主題であるピカソの『ゲルニカ』もまた、いうまでもなく、パリ万博スペイン館の入口ホールに描かれた壁画であった。これも建築家と画家の協労という万博全体のコンセプトの中で創造された作品である。」

スペイン館と「ゲルニカ」。下「」引用。

「スペイン館は、ドイツ館の隣りにひっそり建っていた。-略-ピカソが『ゲルニカ』の配色にあたって、どの程度まで館全体の色彩計画を考慮したかは分からないが、白、黒、さまざまな色合いのグレイからなる『ゲルニカ』の色彩が、館全体の配色とマッチするものであったことは事実のようである。-略-」

『フランコの夢と嘘』1937年反フランコ作品をかいていた。

コンドル軍団』ドイツ軍と統合された軍団。

IGフェルベンが開発したエレクトロン焼夷弾。

メーデーのパリのデモでは、100万人を超える人々。ゲルニカ爆撃を非難。

『ゲルニカ』自体が、共和国政府へのピカソのカンパ。

一時、「アメリカへの「亡命」をした『ゲルニカ』。

--ミノタウロスはピカソの分身。






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