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林檎の力-なぜチェルノブイリでは子供たちにアップルペクチンを投与しているのか-

2012年05月22日 | 読書日記など
『林檎の力-なぜチェルノブイリでは子供たちにアップルペクチンを投与しているのか-』
   田沢賢次・著/ダイヤモンド社2012年



有効性検証……。下「」引用。

ネステレンコ博士たちは、615人の子どもを対象にして治験を行っています。治療を目的にアップルペクチン添加食品(商品名はビタペクト)を投与し、体内の放射線量を測定し、その有効性を検証しているのです。治験はかなり大がかりなもので、そのデータには信頼がもてました。その他、何年もかけて子どもたちの体内放射能の変化を観察しているデータもありました。さらに、ドイツやスペインなど海外で転地療養中の子どもたちについても、体内放射能の変化を計測し、比較しています。
 彼らの治験から、日本人が学ぶことがたくさんありました。」

大腸がんの専門医。下「」引用。

「私自身は、大腸を専門とする外科医ですが、長年、りんごの機能性を研究しています。つまり、りんごが人間のからだにどんな働きをするか、という研究です。中でもりんごに含まれるアップルペクチンの静菌効果に注目し、活性化酵素の発生を抑えることや、ガン抑制作用について実験し、日本癌学会などで発表を重ねてきていました。」

ペクチンの性質。下「」引用。

「しかし、ペクチンの性質について冷静に考えてみると、それは突飛な発見でも、不思議なことでもありません。もともとペクチンには、体内の重金属を吸着し、便として外に出す作用があることが知られておやり、案外、理にかなっているともいえるのです。」

「逮捕されたバンダジェフスキー博士」 下「」引用。

「バンダジェフスキー博士は、当時、「チェルノブイリ原発事故による放射能は人体に大きな害がない」とするベラルーシ政府と対立して、その安全基準や甘さを攻撃する急先鋒であり、ある意味ではヒーローのような存在でした。ところが1999年、突然、収賄罪の容疑で逮捕され、人々を驚かせます。
 ゴメリ医科大学の受験者の家族から賄賂を受け取った容疑でしたが、博士は無実を訴えました。
 その後、国際世論が高まりり、国際アムネスティ(国際人権擁護団体)の運動などのおかけで刑期途中で釈放されたバンダジェフスキー博士は、現在、ウクライナにいるそうです。ベラルーシからは国外追放され、故国に戻ることはできません。-略-」

盟友ネステレンコ博士。下「」引用。

「ところで、バンダジェフスキー博士が釈放されたときに刑務所に迎えに行った人物は、ベラルド研究所のネステレンコ博士でした。二人は盟友だったようで、ネステレンコ博士の論文には、バンダジェフスキー博士の研究データが引用されています。」

「モーロのりんご2日療法」 下「」引用。

「りんご研究の先がけとなったのは、ドイツの医学者モールが1929年に医学雑誌に発表した「りんご2日療法」という報告です。これは、下痢や消化不良の子どもに、すり下ろしたりんごを与えると回復するというものでした。モーロは古くから伝わっていた民間療法の効き目に注目して、子どもに対する追試を行い、「慢性的な消化不良にも、高熱を伴う下痢患者にも有効だった」と発表したのです。-略-」

「りんご農家に高血圧症が少ない」

がん1位。下「」引用。

「日本では大腸ガンが増加する傾向にあります。ガンは、1981年に脳卒中を抜いて日本人死亡原因の第1位となり、現在にいたっていますが、臓器別の内容を見ると、胃ガンや子宮ガンなどが低下傾向にある半面、肺ガンや大腸ガンなどが増加しています。-略-」

キムチとガン。下「」引用。

「その韓国は、焼肉をよく食べ、欧米諸国に劣らず肉の消費量が多い国ですが、そのわりに欧米人に比べると、大腸ガンの発症が少ないのです。その理由は、韓国人がキムチをよく食べているからだといわれます。-略-」

おばあちゃんの知恵はボクは信用する方なんです。
りんごのことは、「医者いらず」と書く本もありました。
まあ、りんごを摂る回数を増やそうかなと思っています。
でも、まるごとでないと、ペクチンの量は少ないらしいですね。
ジュースなら、どろ~としたのがないとダメらしい。








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