磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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093 ゼロサムでは生きていけない…

2007年07月11日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

四章、ゼロサム社会




093 ゼロサムでは生きていけない…


「でも、よい子だから、その教育を素直に受けたのよ。わたしなんて、そんなものは、このやろう! バカ野郎って……」

「これこれ、沙也加さんは女だろう」
と、熊谷老人。

「いえいえ、男女差別はいけませんよ。頼もしくっていいではないですか?」
と、ソーリィーは笑う。

「バカ野郎はバカ野郎なんですよ」
と、付け加えた。

「そうだよ、じぃさん! それこそが“闇教育”だよ。女に生まれたって、バカ野郎はバカ野郎。そうだろう」

「そのとおりよねえー」

「ぼくたち、誰もよい子じゃないねえー」

「よい子って歳じゃないよおー」
高橋青年は笑っている。

「“闇教育”かあー。ホームレスじゃ、そんな悠長なこといってらんねえなあー」
と、首を右に左にしている熊谷老人。

「そうさなあー、そこが庶民のいいところってもんよなあー」
と、吉谷。

「まあ、いいも悪いもなくって、生きてゆくだけって、情けなくもあるけど……」

「ゼロサムで生きていけないしなあー」

「でも、本当は人間だれしもそうなんじゃないかしら、ただ思いあがっていて、それがわからなくなっているか、自覚できるかできないかの話だと思うわよ」

「あーあー、環境問題もあるし、核の問題もあるし、行政の赤字もあるし……、問題ばっかりだよねえー」
と、三沢少年。







閑話休題



デジタル放送のコピーワンスというのは、

日本だけだそうです。

規制緩和とあれほど叫んでいたのに、

日本だけの規制とは……。

まだ、早いか……と悩みます。











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