『広島原爆の疑問点-このまま黙っていたら大変な事になる-』
宍戸幸輔・著/マネジメント社1991年
疑問点……。
--というより、間違いを指摘されているようだが、その指摘が事実なのか、理解できなかったり、そんな論理が通るのだろうか? などボクにいくつもの疑問点を投げかけてきました。
--しかし、平和のために書かれたという感じはしなかった……。
多くの本を読まれている。
しかし、どうして、こんな論になるのか、ボクには理解できないことがあった。
著者は「広島軍司令部・参謀部・陸軍大尉」であったからだろうとは思うが……。
しかし、YMCAの理事もされた人らしいが……。
命令を出すのも、期間内に入っていなければならないのだろうか……。下「」引用。
「さらに、歴史の上でも今後重大な問題となると思われることは、「原爆投下命令」が発令された時刻が「ポツダム宣言発令」の時刻より少なくとも二十四時間以上も早かったことである。その投下命令のなかに明記されている「八月三日ごろ以降」というのは、グローブスが自分の著者のなかで明確にしているように「日付以前の四日間と以後の四日間の期間」を示しているということになると、最も早い場合には「七月三十一日・原爆投下」の実現性もあり得ることになる。」
洗脳作戦……。下「」引用。
「ソ連は、抑留者全員に対して、徹底した「共産主義・信奉者」になるような“洗脳工作”を繰り返し刊行したのである。その上で、一人ひとりに「共産党員」になることを誓約しなければ、内地送還を許可しないという恐るべき“人間改造作戦”を断行したてのである。」
大日本帝国がした朝鮮人への皇民教育はどう思われているのだろうか?
学校教育で母国語をとりあげもしたではないか……。
--強制労働……、そして慰安婦の問題など……。
この本には、戦争責任ということは書かれてなかったと思う……。
「原爆作戦・成功の鍵は、グローブズ少将唯一人の手にある」
--そんな小さなプロジェクトのわけがないと思う。
そして、今もいい加減な日本政府であるが……。下「」引用。
「それは、原爆から十年も経過した八月六日のことである。軍司令官に勤務していた十数名の生存者達が広島城跡に集まり記念碑を立てるべく、当時の次級副官・山本春信大尉を中心に相談した際に、一番問題となったのは、「果たして、当時何人の将兵が軍司令官に勤務していたのか」ということであった。
ところが、驚いたことに、最高千二百名程度、最低六百名程度という両極端な概算数字の対立であったにもかかわらず、誰一人としてその大変な矛盾を指摘するだけの自信がなかった、という笑うに笑えない事実があったほどである。」
人命や人道を軽視する政府になったら、自然の成り行きかもしれない……。
そして、現在も続く……。
何の反省もなしに、相手がわるい。
楽な思考をされ、自らの仕事はしない。
それで責任政党! 軍人さんのおかげです!
都合のいい論理ばかりよく展開できるものだ!
この本とはトーンが異なる本。
広島が滅んだ日-27年目の真実-
index
宍戸幸輔・著/マネジメント社1991年
疑問点……。
--というより、間違いを指摘されているようだが、その指摘が事実なのか、理解できなかったり、そんな論理が通るのだろうか? などボクにいくつもの疑問点を投げかけてきました。
--しかし、平和のために書かれたという感じはしなかった……。
多くの本を読まれている。
しかし、どうして、こんな論になるのか、ボクには理解できないことがあった。
著者は「広島軍司令部・参謀部・陸軍大尉」であったからだろうとは思うが……。
しかし、YMCAの理事もされた人らしいが……。
命令を出すのも、期間内に入っていなければならないのだろうか……。下「」引用。
「さらに、歴史の上でも今後重大な問題となると思われることは、「原爆投下命令」が発令された時刻が「ポツダム宣言発令」の時刻より少なくとも二十四時間以上も早かったことである。その投下命令のなかに明記されている「八月三日ごろ以降」というのは、グローブスが自分の著者のなかで明確にしているように「日付以前の四日間と以後の四日間の期間」を示しているということになると、最も早い場合には「七月三十一日・原爆投下」の実現性もあり得ることになる。」
洗脳作戦……。下「」引用。
「ソ連は、抑留者全員に対して、徹底した「共産主義・信奉者」になるような“洗脳工作”を繰り返し刊行したのである。その上で、一人ひとりに「共産党員」になることを誓約しなければ、内地送還を許可しないという恐るべき“人間改造作戦”を断行したてのである。」
大日本帝国がした朝鮮人への皇民教育はどう思われているのだろうか?
学校教育で母国語をとりあげもしたではないか……。
--強制労働……、そして慰安婦の問題など……。
この本には、戦争責任ということは書かれてなかったと思う……。
「原爆作戦・成功の鍵は、グローブズ少将唯一人の手にある」
--そんな小さなプロジェクトのわけがないと思う。
そして、今もいい加減な日本政府であるが……。下「」引用。
「それは、原爆から十年も経過した八月六日のことである。軍司令官に勤務していた十数名の生存者達が広島城跡に集まり記念碑を立てるべく、当時の次級副官・山本春信大尉を中心に相談した際に、一番問題となったのは、「果たして、当時何人の将兵が軍司令官に勤務していたのか」ということであった。
ところが、驚いたことに、最高千二百名程度、最低六百名程度という両極端な概算数字の対立であったにもかかわらず、誰一人としてその大変な矛盾を指摘するだけの自信がなかった、という笑うに笑えない事実があったほどである。」
人命や人道を軽視する政府になったら、自然の成り行きかもしれない……。
そして、現在も続く……。
何の反省もなしに、相手がわるい。
楽な思考をされ、自らの仕事はしない。
それで責任政党! 軍人さんのおかげです!
都合のいい論理ばかりよく展開できるものだ!
この本とはトーンが異なる本。
広島が滅んだ日-27年目の真実-
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