週刊東洋経済 ２０１１－１１／５

『週刊東洋経済　２０１１－１１／５』
　　　東洋経済新報社2011年

特集名　親と子で勝つ！就活



「異色の元官僚2人が警告　国家中枢へ告ぐ！」佐藤優、古賀茂明。

隠す気ない？　信じられない……。見ていたのか？　これだけでは、事実とは思えない気もする……。下「」引用。
「－－原発事故で、官邸や霞が関は情報を隠していると思いますか。それとも、意図的に隠したわけではなく、情報が整理されていていないだけなのでしょうか。
佐藤　整理されていないのだと思う。主観的には情報を隠したとは思っていない。ただし、先ほどの消極的権限争議のマインドで、重要な情報でもそう見えていない。放射性物質の拡散を調べるSPEEDI（緊急時迅速放射能影響予測）のデータ公開が遅れたこともその一例です。
古賀　だから当人たちにその意識はなくても、結果的には隠すことになっている。官僚は責任をとるのが嫌なので、後で言い訳しやすいほうをとる。事実が確定していなければ、「事実関係が確定していなかった」と言い訳すればいいと思ったのでしょう。そう決めた官僚たちの感覚は実によくわかる。仮にメルトダウンと言って、万一、メルトダウンでなかったときに、大混乱に陥った責任を誰がとるかという、そのリスクを避けたかったということだ。」

こんないい加減な心理で働いているというのは、理解できるが……。

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