あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 406 ハンチントンvsオカネスキー オバマ大統領になろうとしている。 ブッシュ大統領の時には、一国主義であったというが、オバマ政権では協調していくという。 軍事一点ばりではなく、ソフトパワーも有効に使っていくという。 オバマはグリーン・ニューディールもするという。 シャープや東芝の評価はあがっている。 遅かれ早かれ、環境問題は大きな問題であり……。 気候によっても、世界では紛争がおきている……。 石油危機などはまったく、そんな問題はないが、水不足はこれから深刻になっていく……。 そのためにも、地球温暖化を止める施策をすすめなけばならない。 むしろ、エネルギーよりも、水不足のほうが問題なのである。 日本は島国だから、問題がないというのも間違い。 そうオカネスキーが力説していたのを思い出す。 --輸入食品が多い日本。 それは外国の水によって栽培されている。 もし、外国が水不足になれば、当然、輸入作物はできない……。 そういうわけらしい……。 --それに、食品には遺伝子操作をしたものもあるし、農薬の問題もある……。 ところで、オカネスキーが、「ありんす!」なんて、冗談をいいながら、真剣に話していたのだが……。 --『文明の衝突』になんていう本を出した学者がいた。 ブッシュ大統領の戦争を後押しするような説のように思った。 いわゆるクラウゼヴィッツ人の論理……。 もっともらしいことを書いているが、そのように思えた……。 『平和主義者』なら衝突することはない。 もちろん、平和主義のふりをしたクラウゼヴィッツ人は、衝突を好む……。 いくら、きれいごとをいっても、本質はそんなものだろう……。 衝突だけではない世の中を、衝突だけに目をむける自体が異常だとオカネスキーは話していた……。 そして、衝突を好む国が、民主主義国家ではないと怒っていた! 民主主義の基本もわかっていない学者もいれば、政治家もいる……。 日本では、民主主義とは手続きといった小泉純一郎がアメリカ売りをした……。 しかし、その手続きさえも問題があったという人たちもいる……。 --平和産業がのびれば、平和になる……。 軍事産業がのびれば、当然そうなる……。 そして、ブッシュ政権でしこたま軍事費をつかい、イラク戦争は負けた……。 『文明は衝突』などしないで、金儲けで裏で組んでいるという本もあった……。 それも、完全どころか、まったく否定されていないのではないか? そういうオカネスキーの方が正しいような気がする……。 --男女差のテレビ番組も、むかしからいわれてることも、最近わかったようなことを伝えていた。 アメリカでは、小学生の男の子だけのクラス、女の子だけのクラスにしているところもあるという……。 何を考えているのだろうか? アメリカは女性差別もある国だという……。 本音と建前の大きく異る国でもある……。 --もちろん、日本の政治家よりはましである。 平和憲法のもと、唯一の被爆国といいながら、核保有国になろうと裏では画策しているという……。 二枚舌は当たり前、三枚も四枚もあるのが、日本の政治家……。 ブッシュの時代は終わり、オバマの時代になるが、はたしてどうなるのだろう……。 わかっているのは、環境産業はバラ色のようである……。
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