磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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田原総一朗激論!早稲田大学「大隈塾」講義録上 日本の外交と経済

2006年02月20日 | 読書日記など
『田原総一朗激論!早稲田大学
 「大隈塾」講義録上 日本の外交と経済』
            ダイヤモンド社2005年

田原総一朗は若いときから、
わりと読んでいます。



エリートといっても、二種類おられると思います。
その二種類とは信用できる方と、
信用できない方です。

外交評論家・元首相補佐官 岡本行夫は信用できる方と
マスコミを通してですが思っております。
少なくとも、話し合いはできる方と思っております。

早稲田大学出身の奥克彦さんのことを語られていました。
以下「」は引用です。

「奥があるイラクの病院に私と一緒に行ったときに、もう薬がない、レントゲンのフィルムがないとお医者さんたちが口々に訴えるのを聞いて、「すぐに買ってください。お金は必ず自分が本省との間で何とかします」と彼はいったんです。私は奥にそんなこといってもいいのかといったら、彼はカラカラと笑って、「岡本さん、私にちょうどぐらいの貯金がありますから、いざとなればこれで払いますよ」といった。
 これに対しては批判する人もいます。そんなことをしなくても、ちゃんと正規のお役所の手続きにのっとって申請すれば一年後にはお金がつくんだからと。だけど、その一年の間に患者は死んでしまうんです。奥はそういう中で壮絶な戦死を遂げましたけれども、君たちにそういう先輩がいることを、ぜひ誇りに思ってもらいたいと思います。」

意地悪な僕は、○○元総理も早稲田だよと思いました。
見習わないでいただきたい。m(_ _)m

それに比べて新聞社勤務のサラリーマンにはあきれました。
大衆を馬鹿にしているんです。
大衆も諭せないエリートはつまらない。
そう思われないのですか?

まあ、裁判とか逮捕とかよくある会社ですから、
実力もない方は思い上がっていないと
プライドも保てないのでしょうが……。

新聞が言論をつくるって……。
世論操作してどうすんの???

言論ならもっと論理をしっかりしてもらいたい。
いい方々もたくさんおられるので残念ですね。

それにしても、未来が語られていないですね。
環境問題という、大きな要素も語っておられない。
こんなことは僕の若い時にでも、
語ることができたのではとふと思いました。







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