磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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汚染される身体 食品添加物・環境ホルモン・食物アレルギー

2005年12月18日 | 読書日記など
『汚染される身体
 食品添加物・環境ホルモン・食物アレルギー』
    山本弘人・著/PHP新書312 2004年



アレルギーっ子の生活百科で取り上げました
アナフィラキシー・ショックのニュースがあります。
事例としては違いますが、アナフィラキシー・ショックに
ついての医師の見解が書いてあります。

それはコンビニで買物をした応援団の学生の話です。
悪条件が重なっての突然死といってよいものだろうと思います。

アナフィラキシーの患者も増えているそうです。

食物によるアナフィラキシー・ショックの
症状についてかかれてあります。

このサイトでも、
アナフィラキシーについて書いてあります。

この本では症状について少し詳しく書かれて
あるので参考になります。

致命的になることも書いてあります。

「また、次のような症状が見られるときには致命的である可能性があるので、さらなる注意が必要だという。
(1)変なせき、声嗄れ=喉頭浮腫(こうとうふしゅ)による気道閉鎖
(2)気分不良、顔色不良、意識消失=末梢神経の拡張・虚脱による血圧低下およびショックの招来
(3)せき、喘鳴=気管支喘息発作最劇症の場合、五分と経たないうちにこれらの症状が進行し、死に至る」

三人に一人がアレルギー。それは厚生省が1992~1996年まで研究した
結果からいわれているそうです。

そして、年代によってもアレルギーの方の
割合もかわってくるそうです。



大都市では10人に1人しか健康な人はいないとも
書かれてあります。


また、最近では10代で子宮筋腫になるそうです。
そして、未熟児も増えているそうです。
また、ダウン症も増えていると、外国のレポートもあるそうです。

「ロンドン衛生医学校のマーチン・ブリヘイド氏らが、ヨーロッパ各地の廃棄物処分場二三カ所の周辺に住む人々を疫学的に調べたところ、処分場から三キロメートル以内に住む人たちは、三~七キロメートル離れたところに住む人たちに比べて、新生児がダウン症などの染色体異常を抱えて生まれくる確率が約一・四倍であると発表した(『ランセット』二○○二年一月二十六日号)」

一九八二年、アメリカではサッカリンナトリウムが
発ガン物質として指定されたが、日本では現在も
ダイエット甘味料として販売されているそうです。

外圧で使用許可が出されたこともあるそうです。

「赤色四○号は、チョコレートなど欧米からの輸入菓子によく使われている食品添加物である。日本はそれまで禁止されていたため、これが使われている菓子は輸入できないことになっていたのだが、肝臓障害やアレルギー性の疑いがあるにもかかわらず、このとき認可されたのは、欧米からの圧力があったためといわれている。」

新しい添加物のなかには、昆虫や今まで食べられたこともない
植物や微生物を使用している場合があるそうです。
天然添加物だからといって、問題があるかもしれないそうです。

添加物の数は増加しているそうです。

また、外食には表示義務がないので、
何が使われているかわからないそうです。

コンビニエンスストアのお弁当は無添加などを
売り物にしたCMを放映したら、業界団体から横やりがあったそうです。


松浦寿喜・武庫川女史大学助教授が「MOTTO!食品衛生」を運営されているそうです。


チメロサールは有機水銀の一種で、
ワクチンの防腐剤として使用され、
それが原因で神経発達障害(自閉症)が
増加したという仮説が流れた。
しかし、実証はされていないという。

点滴の保存料でも、アレルギー反応を
おこした患者さんがいるそうです。

また、日本のパン業界は素酸カリウムを
使用していないが、市販のパンに残留して
いることがあったそうです?

ファンゴールド博士は添加物の影響で、
キレる子どもたちが増えていると
指摘されているようです。

また、複合汚染のことも書かれてありました。
以下の項目の他にも多くかかれていました。
(※リンク先は書かれてありませんでした。)

プラスチック容器と環境ホルモン
無登録農薬
「予防原則」




もくじ[環境問題]
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2 コメント

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サッkリン (雨漏り書斎主人)
2005-12-18 23:00:23
も、さることながら、チクロというヤツもありましたね。 鱧男さんなら、ご存じでしょう・
返信する
チクロは禁止されたままですね。(^^) (鱧男)
2005-12-18 23:17:57
サッカリンはどうも業者の方が使いたがっていたものですね。

でも、なしでもやっていけるのに、疑わしきものは禁止というのが

当然のように僕には思えます。

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