〈原子力事故〉自衛マニュアル－“その時”すべきこと、絶対してはいけないこと

『〈原子力事故〉自衛マニュアル－“その時”すべきこと、絶対してはいけないこと－緊急改訂版　青春新書ＰＬＡＹ　ＢＯＯＫＳ　Ｐ－９２３』
　　　桜井淳（監修）/事故・災害と生活を考える会（著）/
　　　　　青春出版社2011年

たしかに、人間は不完全なものですね……。
「●「万全の備え」あり得ない」
－－安全神話などありえるわけがないように、万全の備えもないですね……。
それでも、対策をねり、できるだけ健康で豊かな生活を！



自治体の防災メール。下「」引用。
「なお、事故発生当初には、地域内の電話はつながりにくくなりがちです。何度も電話をし直すより、テレビやラジオにじっくり耳を傾けていたほうが情報が早い場合もあるでしょう。また、自治体の防災メールに登録しておくと、逐一メールで速報がきます。」

「レベル9」を！　桜井。下「」引用。
「本書の監修者である桜井淳氏は、「原発はチェルノブイリ以上の事故を引き起こす可能性もある」として、「レベル8」あるいは「レベル9」程度までの尺度を設けるべきと説いています。」

やはり、チェルノブイリもフクシマも運がよかったということなんでしょうかね？……。

多少は……。下「」引用。
「その意味では、エアコンも「絶対に使ってはダメ」というほどのものではないでしょう。もちろん使わないに越したことはありませんが、暑さの中で体調を崩してしまうほどなら、多少使っても窓を開けるよりはリスクは少ないと考えられます。」

－－時間が経ってから出る被曝の症状とはどんなものか。
1.　白血病（被曝から六～七年後）
2.　ガン（被曝から数十年後）

1シーベルトをあびると……。下「」引用。
「たとえば一万人の人が一シーベルトの被曝を下とします。このとき、やがて発生するガン死者の数は、アメリカの科学アカデミーの場合は五○○人、日本の放射線影響研究所は一七○○人と試算していました。あるいはアメリカの科学者ゴフマンは、四○○○人としています。」

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原子力安全・保安院緊急時情報ホームページ
放医研ホームページ（放射線医学総合研究所）

注意・ヨード剤。下「」引用。
「さらに、ヨード剤の服用には注意を要する人もいます。甲状腺疾患の既往歴のある人です。こうした人は、あらかじめ医師と相談しておく必要があります。また、妊婦や新生児にもまれに副作用が出る場合があります。服用する前に、できれば医師と相談したほうがいいでしょう。
　もしヨード剤を飲んで、発熱やかゆみ、発疹に見舞われたら、服用を中止して医療機関に相談し、対策を訪ねてみることです。ただし、実際にはこの手の相談を事故が起きてからすることはむずかしいでしょうし、手遅れにもなりかねません。なるべく平時のうちに相談しておくようにしたいものです。」

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