磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ナガサキに翔ぶ  ふりそで少女像をつくった中学生

2007年01月02日 | 読書日記など
『ナガサキに翔ぶ
 ふりそで少女像をつくった中学生』
       山脇あさ子・著/新日本出版社1996年

京都の子どもたちが、がんばったことが書かれています。
それにしても、同じ京都に育っても大きな違いです。(-_-;)



この表紙の像をつくるために、京都の綾部市の子どもたちが努力しました。

このふりそでの少女の像のモデルになった、一人の女の子のお母さんは、京都に住んでおられました。

でも、絵本にもなっている話ですが、このお母さんは子どもがそのように葬られたことを知りませんでした。

息子さんの容態も悪かったのです。それで、遺体の処理は人に頼んだのです。


この子どもたちと、このお母さんは交流します。

お母さんは年齢をへられて、折鶴のおばあちゃん(志なさん)と言われていました。

平和を願って、折鶴をおっておられたから、そんな愛称がついたのでしょう。

子どもたちは、美奈子ちゃんのためにお地蔵さんをたてようと話しあいます。

そして、話しは大きくなってゆきます。

地元の新聞「あやべ市民新聞」にのり、テレビ局の取材もあったそうです。

そして、除幕式。

除幕式では志なさんと一緒に城山小学校に。
そこで、「嘉代子桜(かよこざくら)」をみる。

そして、綾部(あやべ)の地にも、平和の祈りの象徴の「美奈子桜」を咲かせたようとします……。

「ええことは、まねろ!」

京都の教育は今も健在のようです……。


    募金振込先(郵便振替)
              O1030-3-14208
       「ふりそでの少反像をつくる会」





長崎平和絵本シリーズ6 ふりそでの少女

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【磯野鱧男感想】

しっかりしてはります。見習わないといけませんね……。(-_-;)



【追加記事2007年5月1日】
「ふりそでの少女」の母 105歳に
綾部 世界平和訴え続け【京都新聞】'07/5/1


わたしたちの戦争体験 7 原爆

子どもが育つ歴史学習







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