磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊新潮 2011年7月28日号

2011年11月13日 | 読書日記など
『週刊新潮 2011年7月28日号』
   酒井逸史・編/新潮社2011年



「原子力村住人を片っ端から訴える反原発の扇動者 広瀬隆」
予防原則なき、週刊新潮?……。最悪を説として訴えたら扇動ですか? 論理的に反論すべきではないでしょうか? 論理もなく、「安全・安心」こそ、事実ではないことを伝える嘘ではないでしょうか? 「原発安全神話」を話していた人たちは、そのことは、もう終わったのですか? 何の責任もないのですか?

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学問の自由はあっても、学問のペテンやファシズムは許されないとボクは思いますが……。下「」引用。

「反原発を唱えてきた安斎育郎立命館大学名誉教授は、
「この刑事告発は社会的な問題提起として捉えることはできる」
 と前置きしてこう語る。
「しかし、これが業務上過失致死傷という罪に値するかどうかは、法曹界とも検討しなければいけないでしょう。科学の社会的な適用については学問の世界で相互批判を通じて、乗り越えてゆくべきではないでしょうか。刑事告発を、相互克服する手段としてよいのかどうか疑問です」

何が福島で起きているか理解できない、社会人ではない学者たち……。研究以前の問題のように思えます。一般人なら、大変なことですよ。権威主義という犯罪を理解していただきたい。科学的かつ民主主義で運営されてこそ、学問の自由の権利を訴える資格があるのではないでしょうか? ナチスのメンゲレのような学者には資格はないとボクは考えます。

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レトリックの問題というのなら、原発推進派はどうなのだろう。プルトニウムを飲んでも平気だとか……。国際的な笑いものとさえなっているというのに……。まだ、予防原則の広瀬隆のほうが、実害はない。そして、広瀬隆は国策などの権力を手中にもしていない。どちらにより責任があるのだろうか?
批判しているのは宮崎慶次など。

そして、小出裕章は語る「8月23日 まだ2号機3号機は水蒸気爆発が起きる可能性ある、東電も知っている 小出裕章(吉田照美ソコダイジナトコ)」。

窒素を注入しているのに、どうして「安心・安全」なのか? 爆発する可能性があるからでは? それ以外にないというのに……。「安全・安心神話」をとく御用学者……。

「牢獄に貧富の格差を持ち込んだ「改正監獄法」」 下「」引用。

「富める者が「お取り寄せ本」や「ヘアヌード」満載の週刊誌を楽しむ一方で、貧しき者は……今年6月、5年目の見直しが行われた「改正監獄法」で“貧富の格差”が広がり、受刑者が“お客さま”と化す刑務所の実情を、ジャーナリスト・外山ひとみ氏がレポートする。」

「法の精神」なき司法……。

「日本中に不安をまち散らす「年間1ミリシーベルト」男「放射能ヒステリー」を煽る「武田邦彦」の正体」
--工学が専門と武田を非難するが、推進派で御用学者にもこのような人は大勢存在する。医学関係者で内部被曝をとる人たちなら、これでも大きな数値であり、それは医学的に証明されており、原爆裁判では勝訴した理論でもある……。新潮はしかし、政府や御用学者の説をとる。

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そして、ICRPは正しく、問題がないと週刊新潮。ICRPのデータは、現実を捻じ曲げてきた歴史があるというのに……。

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ストレスは発ガンの原因と、武田教授の発言でストレスがあがっていると、みごとな棚上げ理論を展開……。「安心・安全神話」で被曝したという福島の人たちの訴えとは大きく異なるように思える……。

論理ではなく、公的機関だから正しく、民間団体だから間違っているというのでは、大本営マスコミといわれても仕方がないのではないか?

科学とはそんな権威主義など通用しない世界。事実が大切であることは、多くの事件で知られている。ジャーナリズムなきプロパガンダの週刊新潮といわれても仕方がないのでは?








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