磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ナガサキのおばあちゃん

2006年09月22日 | 読書日記など
『ナガサキのおばあちゃん』
   高橋克雄・作/吉田隆・絵/
     ナガサキのおばあちゃん出版支援会2006年

当時の生活のことが書かれてあります。
児童文学といっていいかと思います。
総ルビといっていいかもしれません。



おばあちゃんは、孫と二人暮し。娘は朝鮮へ。

おばあちゃんは下宿屋をして、海軍の兵隊さんが下宿しているという。

表紙の写真はナガサキのおばあちゃんでしょうか!?
記載はされていなかったと思います。

戦時中、学校で流行歌を歌って、楽しんでいます。
おばあちゃんは、そんな歌をうたっていいのか、
心配しています。

ボクの小学校では、流行歌を歌うと怒る先生がいました。
でも、関係のない授業でも流行歌を歌っている生徒がいました。
それはボクです……。

すみません、本から離れてしまいました。


当時の流行歌。下「」引用。

「ケンちゃん天真爛漫に大きな口を開けました。
『わぁたしゃ 十六、満州娘、
春よ 三月 雪解けに
インチュンホーワァ(※)が、
咲く頃に、お嫁に行きます 隣村
ワンさん 待ってて ちょうだいね』
(※迎春花(インチュンホワ)。春を迎える花という意味の中国語)」


子供の欲しいものが、兵隊ラッパだったという。

そして、ケンちゃんは母親の住む朝鮮へ。

これ以上は読んでください。

ボクもケンちゃん家のあった場所へ行ったことがあるようです。下「」引用。

「ケンちゃん家の周りの強制疎開になった跡地が、そっくり公園になって、そこで新しい二十六聖人の墓地になりました。」





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