磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ヒロシマ・ナガサキ二重被爆

2009年09月16日 | 読書日記など
『ヒロシマ・ナガサキ二重被爆』
   山口彊・著/朝日新聞出版2009年

生かされている命」(講談社 2007年刊)の改題



いろいろなことが書いているなあーと再読して確認。

短歌好きな人がやはり長崎には多かったようだ……。

斎藤茂吉がいたからでしょうか……。

満州国のこともわかりやすく書いてあった……。下「」引用。

「何のことはない。関東軍の自作自演を正当化する発言でしかなかったわけだが、そういう芝居もやって、滅びた清の皇帝、ラストエンペラーこと溥儀(ふぎ)の神輿(みこし)を担いで、満州国をでっちあげた。
 独立した国家だと言い張っても、政府の高官はぜんぶ日本人だった。-略-」

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ゼノさんのことを歌った著者の作品。下「」引用。

「「ゼノ死ヌヒマナイ」口癖に焦土日本の西に東に孤児を捜しぬ」

「「ゼノ神父」との出会い」 下「」引用。

「私は、ゼノさんと二度三度と会ううちに挨拶するようになった。「私は上海から来ました。靴直しが一番上手です」と言っては、いろんな人の靴を直していた。-略-
 なんでそんなに偉い人をスパイ呼ばわりするのかわからなかった。ただ、ゼノさんのように時局に流されないで生きている人を見れば、「多くの人が信じているからといって、必ずしもそれが正しいわけではない」と思え、少し安堵できた。」

まさかと思っていたという……。下「」引用。

「すでにその頃、アメリカは仮想敵国とされ、入社してから7年後には、アメリカと戦争することになったわけだが、当時はまさかそんなにことになるなど想像もつかなかった。」

「三菱短歌会」があって入っていたという。

--反核運動。
ニューヨークへ。
親切にしてくれた若いキューバ人。








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