磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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新潮 1966年9月号 第63巻第9号

2008年10月06日 | 読書日記など
『新潮 1966年9月号 第63巻第9号』
   斎藤十一・編/新潮社1966年

「連載小説 黒い雨(終回) 井伏鱒二」が掲載されている。
--だから、原爆小文庫に置かれていると思います。




白い虹について書かれてある……。下「」引用。

「僕は工場長や工員たちに、己斐へ行く途中に白い虹を見たことを話した。すると工場長が食卓をどんと打って、
「そうか、君も見たか。僕も東京にいたとき、二・二六事件の前の日に見た」と云った。
 やはり白い虹は太陽のまんなかを横に貫いていたそうだ。二・二六事件の起る前日の午前十一時ごろ、工場長が三宅坂のところを歩いていると、その日は海が荒れていたのか、宮城のお濠に何百羽の都鳥が集まっていた。-略-
「それはね、悪いことの起る前兆だ」と真顔で工場長は云った。-略-」

この予言といおうか、占い? は必ず当たるでしょう……。

人生において、良いことは起きなくとも、悪いことは必ず起きるから……。

当然のことであって、予言とかじゃないんだけど……。

白い虹で検索してみると、この文とは関係がなさそうだけど、南極にも白い虹が出たそうである……。

こんな文も発見。下「」引用。

「霧によってできるので「霧虹≪きりにじ≫」、
白いので「白虹≪しろにじ/はっこう≫」と呼ばれています。」「■白虹【しろにじ/はっこう】」より









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