磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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テツオとマサルのイラスト・ノート バイバイ核兵器

2007年10月30日 | 読書日記など
『テツオとマサルのイラスト・ノート
   バイバイ核兵器』
     前田哲男・文/橋本勝・イラスト/第三書館1990年

今世紀(20世紀)中に核兵器をなくしたいと書かれてありますが、それは駄目でしたね……。



レーニンも毛沢東も武器をとって、政権を握った……。下「」引用。

「19世紀の『戦争論」を書いたクラウゼヴィッツの思想上の弟子たち--ロシアのレーニン、中国の毛沢東は、「100万人の軍隊に対抗する人民戦争論」を提示し、ゲリラ戦術をもって都市と農村を、新たな戦争の舞台へと仕立て上げた。人民革命の戦争はまた「植民地解放戦争の世紀」とも、密接につながっている。」

現実をみて、考え方を変えないと……。

こんな考えでは、平和はこないとボクは思う。

核兵器廃絶につながらない、大きな要素。
それは、index

そして、もう一つは日本がなしたこと……。下「」引用。

「一方、「大量殺戮の思想」において、日本もナチ・ドイツとなんら変わるところはなかった。ユダヤ人虐殺に見合う南京虐殺、そしてゲルニカ爆撃、その頂点を画すものといえる39年~41年にかけての中国戦時首都、その頂点を画すものといえる39年~41年にかけての中国戦時首都・重慶に対する「戦略爆撃」。これらは実際に核爆弾こそ使わなかったとはいえ、意図からいえば、まぎれもなく「広島に先立つヒロシマ」であり、「目には目を」の敵がい心を連合国に植えつけずにはおかない所業の数々であった。」

あなたはどうなの?
と外国人は思っているらしい。
特に、朝鮮と中国の人たち。

でも、その外国の方も、庶民の意見は異にする。
「いつも、被害をこうむるのはどこの国でも庶民」
--でも、庶民でも兵隊になって、残虐行為をした人もいる……。

--イラストを描かれた橋本勝は笑いが凍りつくと指摘。
映画『博士の異常な愛情』のドクター・ストレンブ・ラブ。
ソ連と核戦争してもアメリカは生き残りうると主張。
--現在はアメリカ人だが、実はドイツから亡命した物理学者。
彼は興奮のきわみに達すると車イスから立上り「ハイル・ヒトラー!!」と挙手してしまう!

この博士のモデルは、ブラウン博士とテラー博士といわれているそうだ。
そのテラー博士は。下「」引用。

「死の灰には長期的な影響なんてことはない。人によっては死の灰をあびるとガンになると考える人もいますが、それはナンセンスです!!」

マッド・ドクターといわれるテラー博士だけのことはありますね……。


核兵器は「今や、地球の人みんなに1人3トンずつ配給してます」
--そんなに……唖然!(ボク)

「とめどない浪費と、とまらない退蔵」
--核兵器など、キックバック以外に役立ってもいないものを……。

「武器使用における三公理」
1. つくられた兵器はかならずつかわれる。
2. 負けそうになった側はどんな武器でも使う。
3. 一度つかわれると歯どめがきかなくなる。




イラストだけでなく、文章もたくさん書かれてありました。



橋本勝の「20世紀の366日」





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