磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

想定外に備える企業災害対策マニュアル

2011年10月29日 | 読書日記など
『想定外に備える企業災害対策マニュアル』
   キャスリン・マッキー、リズ・ガスリッジ(著)/
     山中朝晶、南沢篤花(訳)/翔泳社2011年

原書名 Leading people through disasters
帯に書かれてあります。下「」引用。

「緊急時に陥ったときこそ、企業や経営陣の真価が問われる!
災害に襲われとき、とりわけ業務を維持しなければならない場合、最重要な任務を果たすのは「現場の人々」なのだ」



表紙の裏「事業継続計画(BCP)に、「人」の問題をどのように組み込むべきか?」 下「」引用。

「本書は自然災害などの緊急事態に直面したとき、企業が社員の「心のケア」に力点を置き、すみやかに事業継続できるよう手引きする、実践的なマニュアルである。
 著者は7年間に6回の緊急事態(地震3回、火事1回、ロス暴動、アメリカ同時多発テロ事件)に見舞われ、人事担当スタッフとして会社として、どのように対応し、何を学び、どう改善していったかをまとめている。経験者にしかわからない「災害前」の備えと「災害時」の行動、そして「災害時」の日常業務への戻り方を丁寧に手ほどきする。
 巻末に「災害時の企業のソーシャルメディア活用」(トライバルメディアハウス著)を特別付録として収録!」

「いますぐプランづくりを始めよう」 下「」引用。

「いますぐプランづくりに取りかかることは、社員や顧客のみならず株主の利益にもなる。プランが実際に必要になったとき、会社はコストの何倍もの利益を得られるだろう。最初の目標はプラン立案チームを組織し、仕事にかからせることだ。」

フレックスタイム。下「」引用。

「-略-社員の個人的な事情に合わせるうえでも、限られた設備をやりくりするうえでも効果が期待できる。たとえば、緊急事態によって毎日の通勤時間が大幅に増加してしまう社員には、フレックスタイムの導入は福音だろう。-略-」

表彰制度。下「」引用。

「あなたの会社に表彰に関する規定や特別な行事がありば、社員が災害時にどのぐらい組織に貢献できるかという観点から、基準を見直してほしい。たとえば、個人的あるいは職務的に悩みを抱えながらも長期間会社に貢献してきた社員もさることながら、機転を利かせて土壇場で会社を救える社員を評価してはどうか。平時の職務を越えて会社に貢献できる人材をどのように認めるか、考えてほしい。」

服装規定。下「」引用。

「状況似合わせた服装規定を考えること。たとえば、堅苦しい几帳面だったファースト・インターステート銀行は、本社ビルが火災に遭って以降、ただちに服装規定を緩めている。六人の従業員が一区間のブースを共有しなければならない状況で、厳しい服装規定を維持することが果たして重要だろうか?」

--こんな大変なことしたら、儲けがないからと、「安全神話」
そして、大事故がおきても、「安心・安全神話」
国民は危険にさらされ、大損でも……。
彼らは神話の神々……。庶民の苦痛の叫びは届かない。

「想定外」の政治が続きますね……。










エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。