星空のオルゴール2 サンタ・スターボーの続きです。
星空のオルゴール3
レッツ・ダンス！ Lovejoy comet
1
かなしみがいっぱいの世界……。
でも、かなしみにもいろいろあって……。
そして、かなしみだけにそまっていなくって……。
少年はテレビでおもかげびなというのを見た。
それは津波などで、親や子供を失った人たちを
はげまそうとしたNGOの活動だったという。
ボクにはスターボーがいるんだ！
スターボーの人形がある。
だから、その人たちにとって、
うれしいことだろうと思う……。
人間は生きていたら、何かできることもある……。
何かできたら、とっても楽しかったりする……。
被災者をはげますために、
多くの人たちが同じように涙して、
助けをだしているのかもしれない……。
－－おなじ人間だもん、
そんな感情があって、当たり前だよね。
この世は、自分勝手な人たちだけで
つくられてはいない……。
でも、悪人が善人のふりを
しているって、ママはいっていた……。
反対に善人が悪人にされて生きるという……。
よく考えたら、その不幸にされた人たちは、
善人たちがいい気になるような行為で、
不幸をつくられているという……。
平気でウソをつける人たちっていうんだって……。
「安全」でないものを「安全」とウソをついたり……。
多くの人たちを苦しめるウソ……。
その一つに原子力安全神話がある……。
2
ボクたちは、今、ひどい状況に生きている……。
ニオイもない、目では見えない、
放射性物質が舞っている……。
どうして、大人たちは、
反対し続けてくれなかったんだろう……。
でも、名もなき人たちは、つづけていた……。
それも、一人や二人ではない……。
でも、学校やテレビでは
そんなことは伝えなかった……。
ボクたちの命のこと、
軽々しく考えているんだ……。
3
内部被曝ということも、
小学生でもわかる時代になっています。
放射能はとびかっていても、
親たちも気づくことはない……。
世田谷では、何十年も放置されていたとか？
それも、戦争から続く、悪魔の物語があった。
人を人と想わない人たちは……。
精神的安酒に酔いしれて、快楽をむさぼる……。
そのどこに愛があるというのだろう……。
快楽を愛として、いくつもの愛をつくりだす……。
そんなものが本当に愛なのだろうか？
そんなことも思わない人たち……。
狂った人は、
「♪あれも愛、これも愛」というけど……。
本当にそうなんだろうかあー。
通りすぎていく人たち……。
本当に愛しているなら、原発反対しかないだろう……。
4
少年は生きています。
小さな星の、小さな国……。
その都会で、うち振るえて生きています……。
とるに足らない存在……。
格差社会をつくりだしていった、
醜い社会……。
その醜い社会をつくるパーツたち。
ヒロシマに落とされたときに、
日本は確実に放射能時代に入った。
それなのに、流行にのり、
汚い金を手にする輩は……。
今、「放射能時代」
－－がはじまったなどと、発狂したことをいう。
止められたのに……。
汚い金で、記憶まで失っている
放射線廃棄物のような作家！！！
地震は止めることは
できないだろうが、
福島原発事故は止められた……。
－－スターが反核を訴えれば、クビになったという。
Ｂ級アイドルたちは、今も反核を訴えている……。
脅しなどにあいながら……。
どちらが愛なんだろう……。
愛って酔うこととしたら、スターだろうけど……。
酔いたがらない人たちもいる……。
♪愛は真実、愛は……。
ジョン・レノンが歌いかける……。
ワーキング・クラス・ヒーロー。
愛は陶酔なんて、彼は歌わなかった……。
5
少年は生きている……。
彼はブログをつくった。
スターボーのオルゴールだ。
星空のオルゴール。
孤独でつらい世界だけど……。
この宇宙のどこかに、
スターボーがいると思うだけで楽しくなる。
少年は少し考えた。
あの最後の別れのとき、
スターボーは多くの人を招待していた。
そんな人たちとPCで通信がとれたら、
どんなに楽しいだろうか？
そう思うと、学校のPCクラブに入った。
人と交流するのが苦手だけど……。
スターボーのことを考えて、我慢することにした。
そして『星空のオルゴール』
というブログを開設した少年。
－－スターボーたちの人形は評判になった……。
そして、メールがとどいた。
そこには、ダンシング・スターボー！
の画像があった。
6
もしかして、スターボーのコンサートみた子どもかな？
でも、本当にあったなんて、誰も思わないさ。
だけど、あったっていうのは、君だけじゃない。
そう俺たちもあったんだよ。
インディーズっていうとこで、ＣＤだしているんだけど……。
スターボーも歌とダンスが好きなんだ。
兄弟と仲間でつくっているんだけど……。
スターボーに出会ったころは、
弟が手を出してはいけない
クスリに酔っていたんだ。
そして、逮捕……。
廃人のようになった弟……。
何もやる気がなかったみたいだ……。
そんな時にスターボーのサーカス。
FMラジオでサーカスの宣伝。
たくさんあったんだけど……。
誰も知らなかった……。
スターボーFM放送局……。
そんな放送局もないって……。
でも、サーカスのことを話したら、
弟はうれしそうに笑った。
「かあさんが生きてたころ、行ったよね」
たのしかった時代、ハッピー・ディズ……。
でも、悲しいのも、寂しいのも愛があるからだって、
スターボー放送局からながれてくる曲。
たのしんだよ。
サーカスに行った。
ラジオがいっていたように、
ラジオをきいたまま、見ていた。
「よく来てくれたね。これはテレパシー。
ボクは、君の目の前にいるスターボー。宇宙象さ」
会場にレッツ・ダンスがかかった。
サーカスの人たちは、驚いていた。
でも、会場のみんなは、踊り出した。
だって、スターボーも花子さんも踊っていたからさ。
そう、俺も踊った。その横で弟も……。
音楽とダンスが楽しいことだって、
弟の頭のなかで復活さ。
そして、バンドも復活ってわけさ。
7
それは、小さな会場ではじまる……。
【Lovejoy comet】
みんなで叫ぼうよ！ マジックワード！
2012年1月3日のニュース。
Lovejoy comet、惑星が太陽ちかくをつうか。
消えてなくなるところが、とおりすぎたという！
－－Lovejoy comet
彗星のように、言葉を、マジックワードを叫ぼう！
いろんな気持ちがあるね。
同じ言葉でも、
いろいろ意味があるものですね。
例えば！ 空、空、空……。
いろんな空がある……。
－－黒い雲、今にも落ちてきそうな雨……。
それも、空、空、空……。
このときの空は、どんな感じ！
それでは、こんな感じはどう、
低音でお腹の底から声をだす！
空……。
楽器では、バスかな！
そんな音をだしていると、
雷がなってきそうだね。
－－マジック・ワード！
雨乞のときにはいいかもよね。
愛、愛、愛、愛……。
いろいろな愛がある……。
【YouTube】で募集した。
気にいったのを、ピックアップ……。
－－おじいさんが泣いている動画……。
津波で流されたおばあさんの写真。
お経をよみながら、時々、嗚咽するおじいさん。
そして、カメラの枠から出てくる青年。
かすかに聞こえる声で「愛」……。
－－本物だぜ！！！
じいさんに気がつかれなく、
小さな声で、「愛」だね！
さあ、みんなも、まねして「愛」！
「愛」
－－本物だぜ！！！
津波にも流されなかった
愛がここにある……。
－－酔っぱらう女……。
男たちとからみあう……。
「愛」！
－－本物かな……。
「愛」
はなかやさスポットライトのなかで弟が「偽り」
－－どうして？
おまえが選んだんじゃないか？
そう、俺のニセの愛……。
津波がなくても流された……。
会場から笑い声。
－－おい立ち直ったのかい？
そんなわけないでしょう！
次いこう！
－－家族で愉しむ人達……
本物だね！
「愛」
たのしい愛もあるよな！
だけど、それだけじゃない！
－－闘病生活をする女の子。
つきそうおあかさん。
鼻にチューブをつけた女の子。
「ラブ」とピースサイン。
－－まさに、「愛」だぜ！
それじゃ、やろうぜ！ レッツ・ダンス！
【注意】最初にビールのCMがあります。↓
Tiner Turnerも好きなんですが、お金がなくて、ほとんど聴いていません。
それで捜していたら、見つけて、わあー、すごいと思いました。
David Bowieもいかしていますね。
【YouTube】にあげてくれた人、ありがとう！
これだけを上げるのは芸がないだろうと、お話しをザッーとつけました。
いつもどおり、誤字脱字、すんません。
でも、これは童話ではないといわれても私も認めます。
眉村卓さんが好きでかきはじめたタイプのものです。
星空のオルゴール4 スターボー・スペースシップ！
レッツ・ダンス！ Lovejoy comet
1
かなしみがいっぱいの世界……。
でも、かなしみにもいろいろあって……。
そして、かなしみだけにそまっていなくって……。
少年はテレビでおもかげびなというのを見た。
それは津波などで、親や子供を失った人たちを
はげまそうとしたNGOの活動だったという。
ボクにはスターボーがいるんだ！
スターボーの人形がある。
だから、その人たちにとって、
うれしいことだろうと思う……。
人間は生きていたら、何かできることもある……。
何かできたら、とっても楽しかったりする……。
被災者をはげますために、
多くの人たちが同じように涙して、
助けをだしているのかもしれない……。
－－おなじ人間だもん、
そんな感情があって、当たり前だよね。
この世は、自分勝手な人たちだけで
つくられてはいない……。
でも、悪人が善人のふりを
しているって、ママはいっていた……。
反対に善人が悪人にされて生きるという……。
よく考えたら、その不幸にされた人たちは、
善人たちがいい気になるような行為で、
不幸をつくられているという……。
平気でウソをつける人たちっていうんだって……。
「安全」でないものを「安全」とウソをついたり……。
多くの人たちを苦しめるウソ……。
その一つに原子力安全神話がある……。
2
ボクたちは、今、ひどい状況に生きている……。
ニオイもない、目では見えない、
放射性物質が舞っている……。
どうして、大人たちは、
反対し続けてくれなかったんだろう……。
でも、名もなき人たちは、つづけていた……。
それも、一人や二人ではない……。
でも、学校やテレビでは
そんなことは伝えなかった……。
ボクたちの命のこと、
軽々しく考えているんだ……。
3
内部被曝ということも、
小学生でもわかる時代になっています。
放射能はとびかっていても、
親たちも気づくことはない……。
世田谷では、何十年も放置されていたとか？
それも、戦争から続く、悪魔の物語があった。
人を人と想わない人たちは……。
精神的安酒に酔いしれて、快楽をむさぼる……。
そのどこに愛があるというのだろう……。
快楽を愛として、いくつもの愛をつくりだす……。
そんなものが本当に愛なのだろうか？
そんなことも思わない人たち……。
狂った人は、
「♪あれも愛、これも愛」というけど……。
本当にそうなんだろうかあー。
通りすぎていく人たち……。
本当に愛しているなら、原発反対しかないだろう……。
4
少年は生きています。
小さな星の、小さな国……。
その都会で、うち振るえて生きています……。
とるに足らない存在……。
格差社会をつくりだしていった、
醜い社会……。
その醜い社会をつくるパーツたち。
ヒロシマに落とされたときに、
日本は確実に放射能時代に入った。
それなのに、流行にのり、
汚い金を手にする輩は……。
今、「放射能時代」
－－がはじまったなどと、発狂したことをいう。
止められたのに……。
汚い金で、記憶まで失っている
放射線廃棄物のような作家！！！
地震は止めることは
できないだろうが、
福島原発事故は止められた……。
－－スターが反核を訴えれば、クビになったという。
Ｂ級アイドルたちは、今も反核を訴えている……。
脅しなどにあいながら……。
どちらが愛なんだろう……。
愛って酔うこととしたら、スターだろうけど……。
酔いたがらない人たちもいる……。
♪愛は真実、愛は……。
ジョン・レノンが歌いかける……。
ワーキング・クラス・ヒーロー。
愛は陶酔なんて、彼は歌わなかった……。
5
少年は生きている……。
彼はブログをつくった。
スターボーのオルゴールだ。
星空のオルゴール。
孤独でつらい世界だけど……。
この宇宙のどこかに、
スターボーがいると思うだけで楽しくなる。
少年は少し考えた。
あの最後の別れのとき、
スターボーは多くの人を招待していた。
そんな人たちとPCで通信がとれたら、
どんなに楽しいだろうか？
そう思うと、学校のPCクラブに入った。
人と交流するのが苦手だけど……。
スターボーのことを考えて、我慢することにした。
そして『星空のオルゴール』
というブログを開設した少年。
－－スターボーたちの人形は評判になった……。
そして、メールがとどいた。
そこには、ダンシング・スターボー！
の画像があった。
6
もしかして、スターボーのコンサートみた子どもかな？
でも、本当にあったなんて、誰も思わないさ。
だけど、あったっていうのは、君だけじゃない。
そう俺たちもあったんだよ。
インディーズっていうとこで、ＣＤだしているんだけど……。
スターボーも歌とダンスが好きなんだ。
兄弟と仲間でつくっているんだけど……。
スターボーに出会ったころは、
弟が手を出してはいけない
クスリに酔っていたんだ。
そして、逮捕……。
廃人のようになった弟……。
何もやる気がなかったみたいだ……。
そんな時にスターボーのサーカス。
FMラジオでサーカスの宣伝。
たくさんあったんだけど……。
誰も知らなかった……。
スターボーFM放送局……。
そんな放送局もないって……。
でも、サーカスのことを話したら、
弟はうれしそうに笑った。
「かあさんが生きてたころ、行ったよね」
たのしかった時代、ハッピー・ディズ……。
でも、悲しいのも、寂しいのも愛があるからだって、
スターボー放送局からながれてくる曲。
たのしんだよ。
サーカスに行った。
ラジオがいっていたように、
ラジオをきいたまま、見ていた。
「よく来てくれたね。これはテレパシー。
ボクは、君の目の前にいるスターボー。宇宙象さ」
会場にレッツ・ダンスがかかった。
サーカスの人たちは、驚いていた。
でも、会場のみんなは、踊り出した。
だって、スターボーも花子さんも踊っていたからさ。
そう、俺も踊った。その横で弟も……。
音楽とダンスが楽しいことだって、
弟の頭のなかで復活さ。
そして、バンドも復活ってわけさ。
7
それは、小さな会場ではじまる……。
【Lovejoy comet】
みんなで叫ぼうよ！ マジックワード！
2012年1月3日のニュース。
Lovejoy comet、惑星が太陽ちかくをつうか。
消えてなくなるところが、とおりすぎたという！
－－Lovejoy comet
彗星のように、言葉を、マジックワードを叫ぼう！
いろんな気持ちがあるね。
同じ言葉でも、
いろいろ意味があるものですね。
例えば！ 空、空、空……。
いろんな空がある……。
－－黒い雲、今にも落ちてきそうな雨……。
それも、空、空、空……。
このときの空は、どんな感じ！
それでは、こんな感じはどう、
低音でお腹の底から声をだす！
空……。
楽器では、バスかな！
そんな音をだしていると、
雷がなってきそうだね。
－－マジック・ワード！
雨乞のときにはいいかもよね。
愛、愛、愛、愛……。
いろいろな愛がある……。
【YouTube】で募集した。
気にいったのを、ピックアップ……。
－－おじいさんが泣いている動画……。
津波で流されたおばあさんの写真。
お経をよみながら、時々、嗚咽するおじいさん。
そして、カメラの枠から出てくる青年。
かすかに聞こえる声で「愛」……。
－－本物だぜ！！！
じいさんに気がつかれなく、
小さな声で、「愛」だね！
さあ、みんなも、まねして「愛」！
「愛」
－－本物だぜ！！！
津波にも流されなかった
愛がここにある……。
－－酔っぱらう女……。
男たちとからみあう……。
「愛」！
－－本物かな……。
「愛」
はなかやさスポットライトのなかで弟が「偽り」
－－どうして？
おまえが選んだんじゃないか？
そう、俺のニセの愛……。
津波がなくても流された……。
会場から笑い声。
－－おい立ち直ったのかい？
そんなわけないでしょう！
次いこう！
－－家族で愉しむ人達……
本物だね！
「愛」
たのしい愛もあるよな！
だけど、それだけじゃない！
－－闘病生活をする女の子。
つきそうおあかさん。
鼻にチューブをつけた女の子。
「ラブ」とピースサイン。
－－まさに、「愛」だぜ！
それじゃ、やろうぜ！ レッツ・ダンス！
【注意】最初にビールのCMがあります。↓
Tiner Turnerも好きなんですが、お金がなくて、ほとんど聴いていません。
それで捜していたら、見つけて、わあー、すごいと思いました。
David Bowieもいかしていますね。
【YouTube】にあげてくれた人、ありがとう！
これだけを上げるのは芸がないだろうと、お話しをザッーとつけました。
いつもどおり、誤字脱字、すんません。
でも、これは童話ではないといわれても私も認めます。
眉村卓さんが好きでかきはじめたタイプのものです。
星空のオルゴール4 スターボー・スペースシップ！
