磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ひろしま国-10代がつくる平和新聞-

2012年04月28日 | 読書日記など
『ひろしま国-10代がつくる平和新聞-』
   中国新聞社・編/明石書店2009年

「まえがき」に書かれてあります。下「」引用。

「『10代がつくる平和新聞 ひろしま国』を手にとっていただき、ありがとうございます。この本には私たちが悩みながらもテーマを考え、取材し、時には苦しみながら書いた記事がつまっています。
「ひろしま国」の創刊号が中国新聞に挟み込まれる形で出たのは2007年1月29日。原則月2回のこの新聞の表面の特集を、3グループに分かれた私たち「ジュニアライター」が順々に担当しました。スタートしたときは小学5年生から高校2年生まで17人でした。この本に収められた50号(2009年5月11日付)まで、計38人の子ども記者が携わりました。
 私は現在、島根県の短大に進学していますが、「ひろしま国」の創刊号から参加し、27号までジュニアライターをしました。-略-」



ポーランドの文学研究者。下「」引用。

「ポーランド出身で、広島の原爆と母国にあったアウシュビッツ強制収容所をテーマにした小説、詩などを比較し、研究しているウルシュラ・スティチェックさん。ふたつの悲劇を描いた作品たちには共通点があると語りました。「たくさんの人が亡くなった極限状態の中でも、人間にはあきらめず乗り越えよう、生きようという希望がある」
 ポーランドの大学で日本語を勉強し、卒業論文で原爆文学を取り上げたのがきっかけで、広島大に留学。来日約15年になります。「特に若い人たちにとって原爆や戦争のイメージが遠いものになった」。大学で英語の非常勤講師をしながら、原爆関係の本などを集めた文学館を造る活動にも力を入れています。-略-」

アフリカの子どもたち……。下「」引用。

「前回はアフリカの子どもが直面する5つの問題のうち、5歳未満の高死亡率と、エイズ孤児について紹介しました。引き続き、残りの3つの問題を取材しました。
「子どもたちが労働力として売られ、1日10時間以上も農園で働かされる」「ため池の水を飲み、寄生虫にやられる」「小学校に通えない」-。日本にの住む私たちたが、想像するのも難しい現実がありました。しかし、これらの飛行機で15、6時間ほどの場所で、子どもが実際に経験していることなのです。
 原因や背景を知るうち、解決は簡単ではないとも知りました。しかし少しでも改善しようと、現地で努力している人たちがいます。」

「世界を動かした子供たち」
・佐々木禎子「折り鶴や像 平和のシンボル」
・サマンサ・スミス「旧ソ連指導者に戦争を問う」
・クレイグ・キールバーガー「「児童労働反対」100万人の輪」

もくじ

「「原爆 何百万人の命を救った」って本当?」
--正当化図る根拠なき数字。

「「ノーモア・ヒロシマ」という英文は文法で間違いと聞いたのですが--。」
--文法上は複数。単数も定着。下「」引用。

「被爆者であり、広島市立基町高などで英語教師をした宮川裕行さんは(79)は「厳密に言うと複数が適当かもしれないが、ヒロシマは固有名詞で複数は合わない。悲劇を二度と繰り返してはならないという意味は十分伝わる」と単数でいいと考えている。」










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