磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【絵本】アパート3号室

2010年02月24日 | 読書日記など
『アパート3号室』
   エズラ=ジャック=キーツ(作)/
     きじまはじめ(訳)/偕成社1980年

アパートも、ぼくが子どものころ住んでいたころに近い人たちという感じです。
今では、こんな感じは少ないかもしれませんね……。
東京砂漠ですね……。
--自分一人が生きていくのが精一杯という感じですね……。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「ある日、子どものころ、町を歩いていると、目の見えない人が、通りを横ぎろうとまっていました。ついていっていいか、とたずね、いいというので、いっしょに公園に入っていきました。
 その人は、「木の芽がひらいているようだね。枝には、もう小さな葉っぱがついてるだろう。」といいました。
「え、どうしてわかるの?」とわたし。
「乗りもののひびきが、やわらかくきこえるんでね。新芽がでると、ざわめきがすいこまれる。そのちがいが、わたしには、聞きわけられるからなのさ。」
 わたしは、これがわすれられず、なんども思いかえしました。めいめい、世界のなりたちを知る、独特の知りかたがあるんだな、と思い、そのことをしきりに考えているうちに、空想をまじえ、この本をかくようになったというわけです。」

目の不自由な人が登場します。

目の不自由な人っていっても、いろんな人がいるんだよ。

スティービー・ワンダーはかなり有名かな?

でも、彼らががんばれる場がなければ、スティービー・ワンダーもどうだったでしょうか?

ただ、がんばれ、がんばれ! では、成功しないでしょうね……。

心の不自由な政治家や偉い企業家のために、これらの人たちも不幸なまま暮らしています。

社会の権威ある地位におられる人たちに思いやりのない社会は、多くの人に苦しみが増しますね……。












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