磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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みんなで福井の原子力発電を考えよう1 写真集・福井の原発

2008年09月01日 | 読書日記など
『みんなで福井の原子力発電を考えよう1 写真集・福井の原発』
   みんなで「福井の原子力発電を考える本」をつくる会・編/
     みんなで「福井の原子力発電を考える本」をつくる会1983年

古きよき日本を表現している写真集であるかといっていいかと思います。
--原発がつくられるということは、その地域の文化も破壊されるように思えてなりませんでした。
どちらの世界でも生きた者として、原発なき社会がよかったとボクは言いたいです。



■目次・主なものだけ■
序章 みんなで考えよう福井の原発  10
第一章 変わりゆくふるさとの自然と暮らし  26
第二章 集中化する原発に抗して  60
第三章 原子力発電所のなかから  86
終章 みんなで考えよう福井の原発  116
 後記  138
 よびかけ  140




交付金によって、学校は立てられたという。下「」引用。

「音海小中学校の変ぼう
上--1963年
下--交付金により高台へ
   新築移転 1983年」



木造平屋建ての校舎が一番よかったです。

二階建てになると、一階にいると、イスをひく音で、目がさめたりして安眠できませんでした……。

--木造校舎の方が、生徒は切れにくいともいいますね……。

手作りの机とイスは、長さがづれていて、寝ていると、揺れたりして、揺りかごというのは、やはり安眠を誘うものだった……。

パイプの机は、実に安眠によくなかった。木といっても合板は冷たくかたかった……。

安眠もできないところじゃ、安心して勉強もできないとボクは思う。

ソゲが刺さるのは困ったけど……。


敦賀原発を監視しているという……。下「」引用。

「一九七○年三月十五日大阪の万国博覧会に第三の火を送った敦賀原発は、バラ色のデビューをしたが、一九八一年三月放射性廃液を多量に流出する事故をおこし、しかもそれをおし隠していた。老朽化した敦賀原発に対する県民の監視はきびしい。」

福井県に原発はたくさんありますね。
高速増殖炉「もんじゅ」まであります。


原子力帝国とは非文化的社会でもあるように思えてなりませんでした。









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