磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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岩波新書 新赤版861 核拡散-軍縮の風は起こせるか-

2008年12月30日 | 読書日記など
『岩波新書 新赤版861 核拡散-軍縮の風は起こせるか-』
   川崎哲・著/岩波書店2003年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「核開発疑惑を浮上する北朝鮮やイラン、相互の核弾頭を向け合うインド・パキスタンなど、いま世界では核拡散の危機が進行している。国際条約から距離を置き、新たな核戦略を掲げるアメリカ政府も危機に拍車をかけている。核廃絶を目指す中小国やNGOの動きも紹介しながら、問題の構図を深く分析し、軍縮と非核の構想を示す。」



攻撃しない……。下「」引用。

「このとき、核兵器国は非核兵器国に対して核攻撃を行わないという声明を発表した。「消極的安全保障」と呼ばれる約束であるが、本書では「安全の保証」と呼んでおこう。」

変化させたブッシュ……。
一人の独裁者でかわるアメリカのデモクラシー……。

インド、パキスタンの紛争。下「」引用。

「両国は「カルギル紛争」と呼ばれる軍事紛争に突入する(カルギルは地名)。その引き金は、一九九九年五月、パキスタンのイスラム過激派が停戦ラインを越えてインド側に振興したことだった。インドは、これを「国境超えテロ」と非難して、軍事的対抗措置をとった。それが大規模な軍事紛争へと発展したのである。」

インドのムンバイ(人口、一○○○万人を超す)に広島型の原爆が投下された場合の被害は、四十七万人以上の死者が出るという。

中国は秘密主義……。下「」引用。

「中国は、戦略核兵器を中心に約四○○発保有しているみられているが、信頼に足る情報はきわめて少ない。」

しかし、ブッシュよりはマシ……。下「」引用。

「なお、中国政府は、「中国の核兵器は自衛のための最小限度のものである」と強調しており、核兵器を世界的に全面禁止するという目標に賛同を表明している。」

ブッシュと小泉。
「第5章 核兵器に依存する日本」
2003年10月17日、ブッシュ大統領と握手する小泉首相。

index

小泉と非核三原則……。下「」引用。

「小泉純一郎首相は即座に「私の内閣では非核三原則を堅持する」と述べ、政府としての見直しの意図を強く否定した。」

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秋葉市長のことも書かれてある……。下「」引用。

「秋葉忠利広島市長は二○○三年四月三○日、ジュネーブのNPT準備委員会で次のような演説ょを行い、二○○五年の次回NPT再検討会議が核兵器全廃のための交渉開始を議決するよう力強く訴えて、拍手徒喝采を浴びた。」


秋葉市長が国政に出て来て、オバマのように活躍してくれないものか?











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