『講談社 青い鳥文庫52-1 チョウのいる丘』
那須田稔・著/講談社1982年
「はじめに」にこんなことが書かれてあります。下「」引用。
「あなたは、「生きる」「生きていく」ということばの意味を、これまでにかんがえたことがありますか。これは、ある日とつぜんに、「死」にむかいあったひとりの少女と、少年たちが、はじめて、「生きる」ことのすばらしさを見つける物語です。
那須田稔」
父が広島で被爆し、13年後に白血病で亡くなったという。
そして、亡くなるころ生まれた長谷川小百合……。
その小百合も、白血病に……。
どうも、こういう物語は、佐々木禎子の物語があるので、知らず知らずに比較してしまいます。
佐々木禎子の話は、実際にあった話ですが……。
ただ、佐々木禎子は小さなころに被爆。
そのまわりにも、被爆したクラスメートもいましたね。
原爆とは何かも他人事ではなく真剣に考えていた……。
もくじ
ところが、被爆二世になるとどうなのでしょうか?
--詳しいデータはないかもしれません……。
必ず白血病になるものでもありません……。
そして、白血病になっても、力強く生きた人たちもいます。
「生きる」という言葉の意味も、それぞれでしょうけど……。
「生きていこう」ということも、それぞれだろうけど……。
本当に「生きる」ことのすばらしさを見つける物語だったのでしょうか?
ボクには理解できませんでした……。
人は死んでもチョウにはならないとボクには思えます。
なったところで、何なのでしょうか? ボクには理解できまん。
ただ遠藤周作の本に書かれてあったことを思い出します。
チョウは元からチョウではありませんね。
幼虫でかけまわったころ……。
そして、サナギになって、チョウになる……。
それを人生で表現してありました。
病気でいる時が、サナギ。
そして、死ぬとチョウのように、天国へ行くのです……。
そんなことあってもいいかとボクは思います。
--ないという人もいることでしょうが……。
……空想の世界は人それぞれですね。
作者もそんなことを伝えたかったのでしょうか?
もくじ
那須田稔・著/講談社1982年
「はじめに」にこんなことが書かれてあります。下「」引用。
「あなたは、「生きる」「生きていく」ということばの意味を、これまでにかんがえたことがありますか。これは、ある日とつぜんに、「死」にむかいあったひとりの少女と、少年たちが、はじめて、「生きる」ことのすばらしさを見つける物語です。
那須田稔」
父が広島で被爆し、13年後に白血病で亡くなったという。
そして、亡くなるころ生まれた長谷川小百合……。
その小百合も、白血病に……。
どうも、こういう物語は、佐々木禎子の物語があるので、知らず知らずに比較してしまいます。
佐々木禎子の話は、実際にあった話ですが……。
ただ、佐々木禎子は小さなころに被爆。
そのまわりにも、被爆したクラスメートもいましたね。
原爆とは何かも他人事ではなく真剣に考えていた……。
もくじ
ところが、被爆二世になるとどうなのでしょうか?
--詳しいデータはないかもしれません……。
必ず白血病になるものでもありません……。
そして、白血病になっても、力強く生きた人たちもいます。
「生きる」という言葉の意味も、それぞれでしょうけど……。
「生きていこう」ということも、それぞれだろうけど……。
本当に「生きる」ことのすばらしさを見つける物語だったのでしょうか?
ボクには理解できませんでした……。
人は死んでもチョウにはならないとボクには思えます。
なったところで、何なのでしょうか? ボクには理解できまん。
ただ遠藤周作の本に書かれてあったことを思い出します。
チョウは元からチョウではありませんね。
幼虫でかけまわったころ……。
そして、サナギになって、チョウになる……。
それを人生で表現してありました。
病気でいる時が、サナギ。
そして、死ぬとチョウのように、天国へ行くのです……。
そんなことあってもいいかとボクは思います。
--ないという人もいることでしょうが……。
……空想の世界は人それぞれですね。
作者もそんなことを伝えたかったのでしょうか?
もくじ