磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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少年少女/創作文学7 春駒のうた

2009年08月25日 | 読書日記など
『少年少女/創作文学7 春駒のうた』
   宮川ひろ・著/偕成社1978年

むかしは名作だなあーと思ったのですが……。
--この世界観を子どもたちに与えていいのか?
悩むところです……。



「まえがき」で時代背景などを書いて、構造的差別はよくないことであり、差別というのはしている方にもされている方にも、不幸を与えるということも、教えていただければ、問題はないと思うのですが……。

時代はかわるものです。

宮川ひろの生きた時代。

そして、今の時代……。

それから、未来の時代……。

この三つのことを考えて出版していただきたいと思うのですが……。

今の出版社なら、無理かもしれませんね。

--宮川ひろの生きた時代。

今とちがって、封建的な社会……。

今の社会と異なるタイプの差別的な社会であったといえるかもしれません。

でも、場所によっては、今がこの時代よりも、ひどい差別的な社会でもあるはずですね。

いじめ自殺にあった人たちは、目に見えない差別にあっているのかもしれない……。

その目に見えない差別を見えるように、表現しなければならないことですね。

「従軍慰安婦」「南京大虐殺」「沖縄集団自決」はなかったなどいうイデオロギーの人たちよる教科書で学ばされている子どもたちのもいるのですから……。

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--宮川ひろの生きた時代。

「解説」で今西祐行が書いています。

三年間も小学一年だったという。

それは正式の小学生ではない時が、2年間あったという。

4歳の小学生が教室にいたという。

今じゃ、そんなことは許されないでしょうね……。

この「春駒のうた」は映画化されていたようです。

春駒のうた(1986) - goo 映画
春駒のうた(1986) - goo 映画







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