磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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詩集ヒロシマ 戦後25年アンソロジー 1969

2007年06月25日 | 読書日記など
『詩集ヒロシマ
  戦後25年アンソロジー 1969』
     詩集「ヒロシマ」編集委員会刊s44年

広島の詩人の方が集まってつくられた詩集です。ぼくの知っている詩人も何人かおられました。



目次

序 文………………………………広島市長 山 田 節 男
 第一期  占領、朝鮮戦争下………………5
 第三期  なおつづく原爆の苦しみ………22
 第二期  挫折からの再生…………………45
広島の歩み………………………………………82
原水禁平和関係詩集の出版物…………………91
作者紹介…………………………………………92
表 紙……………………………………………岡崎勇次


八島藤子は栗原貞子の筆名。
栗原貞子さんの詩もいくつか掲載されていました。




「都市が消える時」高旗宏・作は、今も通じるものがあるかと思います。下「」引用。

「悪いとりまきに
悪い政治家はおどられさ
悪い法をふりまわし
悪いくらしを押しつけて
悪い雨が降りつづけた
-略-」

いきなり、核兵器がふってくるのではなく、誰かが作らないと……。
核兵器は自然に発生しませんからね。
こんな兵器を大金をかけてつくる人が異常でもあるし、こんな兵器が存在するのも異常だろうとボクは思います。

絶対平和なんて、そんなものは無理だろうとは思いますが……。


この詩の願いが今年かないました。下「」引用。

「は が ゆ い
               正 田 篠 枝
天皇さまも 皇后さまも 皇太子様も 皇太子妃さまも
スモウや テニスや 野球をごらんになるばかりでなく
原水爆製造禁止の運動に 力をお入れになり 世界中へ
平和を愛し 生命を大切にすることの 日本の信念の宣
言をしてくだされば よいのになあ とはがゆうてはが
ゆうてなりません。
             「耳なり」 37・H一44」



原爆の悲劇繰り返さないで原子核物理学会議で天皇【中国新聞】'07/6/4











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